1925 モデルとなった家
ニューヨーク MOMA のコレクション第一号。
「この絵が今でも人々を魅了するのは、とてもミステリアスだから」
「アメリカ映画を見ているような親近感を抱くことでしょう」
「この絵に描かれている家は、19世紀後半に流行した、アメリカヴィクトリア様式と呼ばれるもので、
ニューヨーク北の東海岸に多く建てられた」
「この家は1885年に建てられた。
1925年、この家に暮らしていた娘さんが二階から、ホッパーがこの家を描いている姿を見ている」
1960
映画 「サイコ」に登場する古い家はエドワード・ホッパーの「線路脇の家」を唯一のインスピレーションとした。
ヒチコック
「線路は新しい時代の象徴として描かれ、家は取り残された古い時代のもの、として描かれています。ホッパーは作品を描くとき、実際の風景から色々なものを省略したり、足したり、移動させたりするのですが、この作品は線路を上に移動させることにより、家の孤立感を強調したかったのだと思います」
美術評論家 アビス・ベルマン
以上「美の巨人たち」より
録画しておいたのをやっと見ました。この「線路わきの家」はあまり注目していなかったのですが、説明を聞くとなかなか興味深いですね。シカゴ美術館で買ったTシャツに、彼のサインがあったはず、と、、これですね。
画家のサインでデザインされたTシャツ。一番下の列にホッパーのサイン(右隣はシャガール)。