とろける。

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農作業の仕事に就いてみて―どちらかと言えば愚痴

2017-08-25 18:48:57 | 感じたこと
春に田舎に引っ越したので、せっかくなのでこの土地でできることをしようとパートで農作業員を始めた。
やることひとつひとつが初めてで新鮮だ。野菜に愛着は湧くし、植物と接しているのは楽しい。
時間の融通がきくパートだから仕方ないかもしれないけれど、末端すぎて何が起きているのか分からないのが、つまらないなとも思う。

最近、実がついたまま放置されていたトウモロコシ畑が、トラクター的なもので耕されて亡きものにされた。苗を植えたり、雑草を抜いたりしたやつだった。悲しい。

なぜ収穫しなかったのか聞かされていないのが余計に悲しい。単に手が回らなくて収穫できなかったのか、売れる質のものができなかったのか。

何も言われなくて、自分は人間という農業機械だと思われてるのかなと思った。まあただの農作業員だもんね、伝える必要もないもんね、みたいな気持ちになる。
悪く言えば、捕虜に穴を掘って、掘った穴を埋めさせる仕事をさせてるのと同じだ。植えて、雑草を抜いて、できた作物を捨てる。そんな意図はないんだろうけどさ。


農作業、実は判断の連続で、どっちかといえばこうしたほうがよいかもというのが分かるようになるといいなと思う。
でも今の職場では、説明が少なくて口頭だけなので、実際にやってみるとこれはどうしたらいいの?っていうことがでてくるんだけど、指示する人はいなくなってしまうので訊けないときが多くて、もやもやしてる。私の理解が間違っていてもいいってことかな、と思う。
もうちょっと丁寧に仕事をする職場に移れたらいいのかな。


農業は肉体労働で体力使うけど、小さなことから大きなことまでやりようはいくらでもあった頭も使う仕事なんだなーと思った。頭も使って働きたいし、どうするのがいいのか知りながら働きたい。