とろける。

感じたことや、思いついたことを書いています。

浅草ロック座でストリップを見てきた!

2016-05-24 21:25:02 | 日々のできごと
先日、友人に誘ってもらって、浅草のロック座に初めてストリップを見に行ってきた。

服を脱いでいくえろい見世物というイメージとはたいぶ違っていて驚いた。
いろんなダンスに魅せられてショーを見ている気分になっちゃっているうちに、普段は服で隠れている体の部分まで見えてわあ!ってなった。
セクシーじゃないのもあるダンスからの、脱ぐの、どう受け止めていいか分からなくて、面白かった。

近くて、その人の息づかいが伝わってきた。
いろんなテイストのダンスや表現がつまっていて盛りだくさんで楽しかった。出演者の方の雰囲気もそれぞれだ。
でも、やりたくないのにやっている感じに見える人はいなくて、可愛くて愛らしくてかっこよかった。
魅了されてしまって、またこの人が出演するなら見に行きたいなーとか思ってしまいました。

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いろんなことが想像も及ばない感じで驚きがたくさんだったのでメモ!

・何でかえろい=薄暗いイメージがあったけど、明るくて見やすくてよかった!照明もいっぱい吊ってあって、きれいだった。
・脱がないダンサー枠の人がいたのもびっくり。ショーとして完成度が高いなぁって思った。
・女の人だけだから、男役みたいな感じに代わる代わるなってて宝塚っぽいところもあって面白かった。
・コンテンポラリーダンスっぽいのがあったり、今回の舞台はシェイクスピアの登場人物のイメージでつないでいるとか、エロじゃない要素が多くて、いわゆる大衆向けっぽくなくて、攻めてるなぁすごいなぁと思った。
・脱がないエアリアルの方の服はえろいとこだけ穴があいててびっくりした。

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やっている人たちはどんな気持ちでやっているのかなって思ったりもした。
舞台に立っている瞬間の感覚も、この舞台に立って見ようと思った気持ちも、続けていっている気持ちも…。

ポーズをとっているときってどんな心境なんだろう。
ただ身体をその形にしているだけじゃ間がもたない気がするし、やっぱり脱がないショーと違って、性的な目で見てもらうことでお客さんをつかんでいるわけでもあるし…。
役を演じている中での気持ちでいるのかなぁ。解放されてしあわせな気持ちとか…。それとはまた別で、お客さんににこにこしたりするのもあったなー。

1日だけ、誰かと身体や能力や技術を交換できるなら、やってみたいと思った。
光浴びて見られてるのどんな感覚なんだろう。
あんなふうに踊れたらかっこいいなー。

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映像越しじゃなくて、目の前で人がやってる舞台はやっぱりいいなーと思った。生きているのが伝わってくる。

それぞれ体形も表現も違っていて、それでいいんだと感じた。
みんな違ってみんないい、みたいなことを実感できた。

性も生も肯定されて、生きてていいんだって思えてうれしかった。


次の演目も見に行きたいなぁー。

東京レインボープライド(TRP)に行ってきました!

2016-05-08 19:13:13 | 日々のできごと
今日はLGBTを中心としたセクシャルマイノリティーのイベント「TOKYO RAINBOW PRIDE」に行ってきました。

今回は昨年に引き続いて2回目の参加。
メインの目的はパレードに参加すること。会場の代々木公園から渋谷駅付近の道路を練り歩きました。
参加したフロートは10番の「まい・まい・まーち~minority’s my march~ (にじいろ学校&虹色エンターテイメント)」。セクシャルマイノリティーは、パンセクシャル、アセクシャル、Xジェンダー、ジェンダークィアなどなど、LGBT以外にもあるんだということを伝えているところです。

ゆったり列のうしろのほうに並んでいたら「ぜひ先頭を歩いてほしい」と声をかけていただいて、フロートの先頭を歩かせてもらいました。

ちょうど隣を歩いた友人ががポリアモリーのプラカードを掲げていたので、何となくポリアモリーに混ざれたような気がしてうれしかった(掲げるものを用意してこなかった)
とりあえず知ってもらうきっかけとしても掲げるものがあるのはいいよなーと思ったので、今度は何か持っていこうかな。

先頭だったので、音楽もばっちり聞こえて、ずっと踊りながら歩きました。なおかつ、歩道側だったので、道から見ている人とハイタッチをしまくりました。
どうせなら「何やってるんだろう」って思っている通行人にも楽しい気持ちの第一印象になってほしくて、なるべく目を合わせて笑ったり、手を振ったり、ハイタッチする姿勢を見せていきました!かけごえは「Happy Pride」とかHey、Hai、みたいな感じで、100人以上とハイタッチしたんじゃないかな。とっても楽しかった。
カラオケやライブハウスより全然声出した(笑)

意義のあるイベントだと思うけど、それと同時に楽しいお祭りで、ふだんなら何もなく通り過ぎてしまう人手をふりあったり、ハイタッチしたり、にこっとして目が合うのはとっても楽しかった。

なんだかそういう機会がたくさんほしいな。
知っている人だけが仲間なわけじゃない。


それと同時にこれまでのつながりで知り合った方たち30人くらいにも再会できてうれしかった。
何を話したらいいか分からなくて挨拶程度の方もいたけど、顔を見れてよかった。

幸せなGWのしめくくりになりました。

希望になろうとすることから降りよう

2016-05-08 18:31:41 | 感じたこと
最近イベントなど、人をもてなす場面が多くて、いつの間にか良い人の仮面を被り始めていたような気がする。
どうやらぼけっとしていると、生き方の見本のひとつになろうとしてしまうようだ。

田舎に行ったときも、「都会や組織に疲れたら離れてもいいんだよ」っていう見本になろうとしかけていて無理してしまったとこがあった。
そのときの感じに近いものがある。

話すことばに嘘はないんだけど、ちょっとよく見えるように振る舞ってるのかもしれない。
人に見せている自分とそうじゃない自分の間に落差があるから、人と会ってゆったり話したらがっかりされるんじゃないかと思ったり、良い人を演じてしまって疲れるのではないかと思ったりして不安になるのかも。

「見本になる=希望になる=役に立ってる」ってなろうとすることから、離れないといけないな。

極端な言い方をすれば成功事例みたいな扱いをたまにされることがあるので、人からの承認とか注目が手に入りそうな気がしてそれを求めてしまっているようで、居心地が悪いし、それを隠しているのを見透かされそうで怖いという感覚がある。

あー、自分が気持ち悪い。脱ぎ捨てたいって思うけど、自己嫌悪もほどほどにしよう。
早めに気づいただけで、とりあえずはオッケーです。