さいきんてあのね

がまぐちの空空商會朝来のだらりな日々書いてます。
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でかけてはじめてご縁があるのこと  そのに

2012年12月01日 | 京都ぶらり話

さて、お庭を拝見して、ぐるり拝観も終わり、ご朱印いただいて阿弥陀堂に、と思ったら

雨!わ~様子見てから行こうかなと思ったけどしっかり降りそうだったので、阿弥陀堂でゆっくりさせてもらおかーとお邪魔しました。

すると、入り口で係りの方から法要中なので説明は、できませんが、とのこと。覗き込んだらなにやらお坊様が数人おられて声明をあげておられたのでした。

急いで中にいれていただいて、拝見させていただきましたよ~

(写真が一切ないので、「そのいち」の画像ですみません)

もともと声明が大好きなので、運よくはじまったばかりの法要を拝見することができました。

こういう表現はどうかとは思うんだけど、真ん中に一番偉い方がおられてその後で控える方がお二人。(偉い方がひざで立たれたり、下がったりする際に、法衣が皺にならないように踏まないようにされてました)両側にはそれぞれ6名ずつの若いお坊様方。うちお一人は、指揮者みたいな感じで打楽器のようなものを置き、次の声明へのきっかけだしをされてました。

他のお坊様方は、次々と楽器をだしたりしながら声明をあげておられて、立ち上がって歩いたり、罰当たりな言い方をしてしまうと、まさに声明ライブを拝見している感じで、圧倒されて気がついたら1時間すこしあった法要ずーっと拝見してました。出入り自由なので、周りの方は、すっかり入れ替わってましたけど。でもこれは最初からずーっと見てないともったいなかったですよ~! 帰り際、入り口におられた方に「いつもやってるんでしょうか?」と伺うとその方は初めて拝見されたそうで、阿弥陀堂が修復されたし、ついたちだからというのもあるかもしれないということで。まさに貴重な体験でした。

その後、ちゃんと阿弥陀堂のご説明もうかがったんですよ。ちゃんと最後まできいていればいいのに~。

ということでなんだか晴れ晴れとでてきたら雨~。ふってる~

 そして山門は、修復中。ロケに使われる石段も囲まれてました。残念。紅葉の頃は素敵なのにな~また来年。

贅沢な気分で再び市バス。河原町に出ました。

寺町を歩いていると~ 青おにぎりさん!めっちゃ久しぶりにあえました~。

ということで一個。夜は8時すぎまでありつけないから今のうちに!と腹ごしらえだ。

次に向かったのは~いつもお世話になっている「パラルシルセ」さんです。今日はこちらで「マット・ソーンのマンガお茶会」に参加します~

今回は第2回。前回も参加してとーっても楽しかったのでした。(前回の模様は こちら みてください~) 

今回は、戦後がテーマ。戦中、あんなに不幸だった少女雑誌たちが戦後、つぎつぎに入ってくるアメリカ文化に影響されたり、マンガがどんどん増えていったり。

そんな中で、戦前から既に活動をしていた中原淳一さんが「それいゆ」を出版したり。

少女文化が次々と発展していく時代でした。

まんがも、人の描かれ方、瞳の描かれ方が進化し、好まれた不幸ものも、主人公が小学生の設定が多かったために、「恋愛」の要素が生まれなかった事、そのうち進化する中で主人公たちも成長していったことで「恋愛」ものがたりへの可能性がでてきたこと。

まんがは子供のものだと、ティーンになり「まんが」から卒業した少女たちは、「それいゆ」等のライフスタイル提案などがあるファッション誌へ写っていったり。少年たちの流れとまた違うものを持っていたということ。

描く側が男という事が多かったので、あくまで男の目線の「こういうのが喜ぶだろう」という勝手な解釈で描かれていて少女たちの求めるものと距離があったこと。

中原淳一さんが大好きなので、出てこられる話はわくわくします。戦前のまだ日本的な絵と違い、フランスに行かれてからのかちっとしたオードリー顔もやっぱり素敵です~。でもなんというか、少年文化があまり広がりがないのに対し、どうしてまあ、こう少女文化というのは幅が広くて奥も深くて、面白いんでしょう。

わたしはいつも思うんですがこういう庶民文化の話を伺うと、世の中では男尊女卑がずーっときていて今だにそれをひきずる人が多い中、少女や女性たちのなんとたくましくてしたたかなこと! とりあえず立場だけ偉くいたい男たちを表では上にあげといて、自分たちは自分たちでしっかりとコミュニティを築いて、自分たちの世界は侵させないという、女って怖い生き物だなあ~。

とにかくマット先生は、気軽~に貴重な本を持ってこられてみせてくださるんですよね。

古い雑誌なのに「わたなべまさこ」先生や「牧美也子」先生の名前が普通に載っていて、すごい!すごいー!っと大興奮したり。 個人的には昔の雑誌ってね、ページのサイズが違うものがいっぱい入っていたり、折りたたみページがいきなりでてきたりと、よけい手間がかかるんじゃないかと思うような構成が多くて、楽しかったです。

次回は、70年代!!わくわくしてきますね~。これがたったの参加費500円て、ありえん!

ということで今日は早々においとまです。みんなが鍋の準備してる中~いいな~と思いながら大阪に移動~

今日は飲み仲間と忘年会でした。みんなは1次会すでにやってるので、あたしは2次会のお店から参加。 阪急中津駅改札下の「いこい食堂」~

早めについて席を確保と思ったらさすがの土曜日、満席、大賑わい。おっちゃんからも「約束できんわーわからんわー」と言われたけどくやしいので座り込んで様子見てたら、30分ほど過ぎた頃にわらわらと出て行かれたので、無事確保!

みんなが来るまでにまず一杯~ 

ふるふるのだしまき~。したにキャベツひいてあっておいしい~

鯵のおつくりもこんなきれいに切ってあって、おいしかった~。

ほどなくしてみんなが来たけど、みんなは一軒目でおなかいっぱいなので、あたしは引き続きちょい食べ。

多分ほとんどあたししか食べてないのでは。。。

名物のバーベキュー。も食べるしお酒ものみますよー

なんだかんだとみんなでさわいでいるうちに11時まわりましたよ~

締めにやきそば食べて帰りました。

今日もおいしいご縁、新しいご縁、楽しいご縁、お勉強になるご縁。

沢山のご縁がありましたよ~

ご縁の道さまさまです。

(金戒光明寺さんのご縁の道は通常非公開です。光明寺さんは季節ごとの特別拝観を割りとされているほうですが、次の特別拝観の際にご縁の道が公開されるかはわかりませんので、自分で確認とっていってみてください)

 

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でかけてはじめてご縁があるのこと  そのいち

2012年12月01日 | 京都ぶらり話

そろそろ紅葉も終わりですね。な、京都。

本日はゆっくりめで11時に到着。さっそく教えていただいたお店でごはんたべます。

京味彩わたつね さんというところです。お店自体はどちらかというと食堂なんです。メニューも定食とか多いし。ただしここは、なぜか「機械打ちのざるそば」と「手打ちのせいろ」がある!もうここらへんが謎!

そしてそばがおいしいよ、と伺ってきました。

もちろん、手打ちの二八そばせいろ、大盛りでー!!(800円です)  そしてやってきたのがこちらー!どでーん

近寄って撮ってますが結構な盛りです。

なによりおそばが美しくてのどごしがいい!おつゆこそちょっと関西風だけど、おいしかったです~ さらに、蕎麦湯は、蕎麦湯用につくっていただいたような濃い~ものがたっぷり。冬場にそば食べてもへーきなのは蕎麦湯のおかげだな~

店内には次々常連さんが来られて思い思いにお酒飲んだり定食頼んだりしてました。 場所は柳馬場だしまた食べたいのでまたいきます。

大満足の食後は、市バスで一路岡崎道へ~!今年最後の紅葉を拝見しにいきますよ~

思ったほど混まなかったバス、よかった~32系統で移動してみました~。

バスから降りてちょこっと歩くと到着するのが、くろ谷さんで有名な「金戒光明寺」さんです。

ちょっと曇ってるのよね。(汗)

特別拝観中なのでこちらにお邪魔しました。

こちらは大河ドラマ「江」のお江の方のお墓があったり、幕末には京都守護職がこちらに置かれたり、というので、歴史好きには人気が高いんじゃないでしょうか~

何より、時代劇ロケによく使われる山門あたりも有名ですね~

あ、その前に、久々なのでごあいさつがてら、お写真撮らせていただきましょう。ぽてぽてと移動してごきげんうかがいです。

!!!!!!!!!!!

どでーん!

どどーん!

これが有名なアフロ大仏様ですー!!!!

お久しぶりです。とご挨拶。お写真撮らせてくださいな。

アフロ大仏の別名で結構有名なこちら。 五劫思惟阿弥陀仏様というお名前があります!

こちらは、人々を救うにはどうしたらいいかな~と、ずーっとずーっとずう~~~~~~~~~~と考えている間にこの髪の毛(螺髪・らほつといいますよ)がびっくりするくらいのびちゃって、でもらせん状になってぐるぐるーって収まってるというとこです。ありがたいことです。

このあたりはお墓があります。有名な方のお墓もあるけど、普通にお墓参りの方もおられるのであまり騒がずに静かにお写真撮らせていただきましょう。

さて~今回お邪魔したのは~お庭に目的がありました。加えて修復後の阿弥陀堂も拝観させていただきます~

あいかわらず謁見の間や虎の襖のところは面白かった~。本堂の文殊様も素敵でした。羅漢さんたちも表情豊かで楽しいです。さらにこの奥のお庭。

まだ紅葉が残っていてきれいですね~

こんなところに、風流な。

誰かが落としたんかな。それともたまたまですかね。

秋だなあ~と近寄ってみました。みなさんも「あら~すてきね~」っていいカメラで写真ぱちぱち。あたしはというと~

ケータイの限界・・・・。

こちらのお庭にお邪魔したのは~「ご縁の道」をみたかったからでした~ NHKの「仕事ハッケン伝」でこちらのお庭に麒麟の川島くんが庭師を体験したんですよね。

で、なんと彼がお庭の一部を自分でつくるという事になって、できたのが「ご縁の道」放送自体もとってもよかったのですが、この歴史ある場所のお庭の一部をいち、芸人がつくるなんて!ってびっくりしました。 放送の際にもご住職が「この庭はこれから百年残りますよ」とおっしゃっていてすごいことしはったなーと思ったのを覚えてます。

まだ残っていてくれた紅葉たちを拝見しながら、庭の奥に入っていきます。

石畳のあちこちにちいこい亀さんがいるのがかわいいですねえ~

しゃがんで撮ってたら、通りかかったマダムから「かわいらしわねえ」て声かけられました。これずんずん歩いてるだけだったら気づかない方もいるのかも!損してますよー。ゆっくりいきましょ~

雨がちょっとぱらつきだしたころに庭の奥にやってきました~距離はさほどないんだけど、あれこれみてると時間がすぎちゃいます。

あ!みっけたー。

「ご縁の道」ですよ~

放送をご存じない方たちは「なんだー歴史的にどうこうじゃなくてテレビかー」とか言ってたけど、いえいえ、これこそこのお寺の歴史の一ページですよ!お笑い芸人がお寺の庭を作ったんだから。

これがご縁の道。ひとつひとつ川島くんが配置を考えて石を置いたり植物を植えたりしてました。真ん中のまるい石からお堂の方をみると~

こんな感じでした~

黄色紅葉もきれいですね~撮影した頃は紅葉してない時期だったけど、きれいにみれました~。本人はみてないんかな~この時期のこの景色。

は~とってもゆったりです。

なんていいつつ、次につづきますよ!

今日は一日「何も狙ってないのにやはりご縁なんですかね」と思う一日なのです。

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