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私の気ままな部屋 - ♪asitahatennki♪

読んだ本、映画、美味しいお店、新たな発見、興味あること等を少しでも書き残せたらと思っています。

★ プラダを着た悪魔  ★

2006-12-06 | 映画

ファッションにまったくといって興味の無かった
主人公アンディーが多くの女性が憧れる職業
ニューヨークの一流ファッション誌編集長のアシスタントに。

洋服のセンスなど まったく無かったアンディーが
みるみる変身していくさまは
見ていても羨ましいほどのセンス。
素敵な着こなし

編集長の過酷な命令にも屈することなく
頑張ってこなしていくアンディーの姿は
見ていて、応援したくなりました。

最後は ジャーナリストになりたい!と言う
自分の夢に戻っていくのですが
その潔さも気持ちよく、

お洒落なアンディー
頑張るアンディーが観れて
そして 華麗で豪華ななファッションがたくさん見れて
なんだか 気持ち的に楽しくなれた映画でした。

私も4になりたーーーーい (^o^)丿
フフフ 観た方には意味分かりますよね

私的には  5つでーす。





★ 椿山課長の七日間 ★

2006-11-25 | 映画

浅田次郎原作  
コブクロのバックミュージック 

これだけでも観る価値はあると思い映画館に入りました。

観て大正解!!
とても 心温まる素敵な映画でした。

突然死した中年男が、絶世の美女になって復活!?

初七日まで別の人間の姿で地上に居られる 
ということで 自分の正体を明かさずに、
自分のやり残したことを解決するチャンスを与えてもらう。

果たして、自分の死後を見ることが幸せなのか・・・。

戻って知った現実は、びっくりするようなこと盛りだくさん。
それを 涙あり、笑いありにまとめているのは
さすが 浅田次郎の作品でした。

久し振りに優しい映画を観た感じがします。

悲しい涙でもなく、
辛い涙でもなく・・・
優しい涙だったような気がします。

観て良かった!って 思える映画でした。

もちろん、コブクロの曲も最高!
曲が、もっとの涙を誘ったかもしれません。

私的には  5つです。





★ 父親たちの星条旗 ★ 

2006-11-01 | 映画


太平洋戦争最大の激戦地、硫黄島。

今回の映画 クリントイーストウッド監督のもと
日米、双方から見たこの戦いを
2部にわたって上映されることとなり

今回はアメリカ側から見た硫黄島の戦いでした。

五人の戦士が国旗を立てた! 
この写真が、ヒーロー化され、
アメリカ本土では英雄扱いになる。
しかし、そのお祭りのように持ち上げられ
国民的英雄に素直になれない。
それは、硫黄島のでの悲惨な戦いを知っているからである。

爆撃のシーンなどは
迫力がありすぎるほどで、
ここまでの凄さを映像にしなくてもいいのでは・・・ 
と思ってしまうほど
特に死体、負傷者などはリアルなものでした。

映画の形として 回想場面からの硫黄島の戦いでしたので
ちょっと 期待はずれなものがありました。
私は 当時の硫黄島でのアメリカ兵の素直な姿を
直球で見たかったです。

直球というのは 島での彼らの恐怖。
いかにして 戦ったかが画面で見たかったでした。
残酷な死体のシーンは別として・・・。

でも 確実に分かったこと。
戦争は、国と国の戦いであり、戦った彼らも被害者である ということ。
そして、戦争は二度と繰り返してはいけない!
ということでした。

2部の日本側から見た硫黄島の戦いも見るつもりです。

星は 3,5かな





★ ワールド・トレード・センター ★

2006-10-18 | 映画

真実に基づいて再現されたこの映画は
実際のニュースも織り込まれての
リアルな映像でした。

あの 世界中を驚愕させた!
忘れもしない 2001年9月11日 

世界貿易センター北棟に旅客機が激突 
湾岸局警察の班長マクローリンとその部下ヒメノを初めとする
数人でチームを組み、退却命令の出ている北東へと
救出の為に向かって行く。

私達の知らない・・・
その時、現場に居た人しか知りえない内部の様子が
細かに再現されていたと言われる映像

ビルが崩壊して崩れ去り
生き埋めになってしまう恐怖

ニュースで見て 少しは知っていたつもりでしたが
映画になって あの時の事が再現された映像は
とても リアルで衝撃的でした。

そして、あのような大きな悲劇のなかにあっても
人が人を救おうとする
人間の強さに ただただ感動

最後まで諦めることなく、見捨てずに
生き埋めになった方々を探してくれて
ありがとうございました。
・・・といった気持ちで いっぱいになりました。

でも、助けること出来なく
生き埋めになってしまった 警察、消防隊の方々
そして、事故にあってしまったみなさま方に

心から 御冥福をお祈りします。
 は 5つです





★ 出口のない海 ★

2006-09-28 | 映画

横山秀夫の小説を映画化したこの映画 『出口のない海』

戦争とは一体何なんでしょう
国と国との戦い!
相手をはっきりと見た事もない
悲しい戦い・・・。

太平洋戦争のさなか、日本の敗戦が日に日に濃厚になっていくなか
海軍は”回天”を開発する。
脱出装置のない定員1名の回天に乗って敵艦に激突する
前進はあっても後退はしないという
この人間魚雷とも言うべき兵器。
乗り込んで戦死した人は約106人、
そのほとんどが20歳前後の若者だったらしい。

甲子園で優勝投手として活躍していた、主人公の並木浩二。
大学進学後に肩を痛めて自慢の速球が投げられなくなり
「魔球」と名付けた新しい変化球の完成に復活をかける。

しかし、そんな素朴な夢をかなえるチャンスもなく
太平洋戦争は、日ごとに激しさを増していく。
愛する家族、そして恋人との別れ・・・
そして海軍に志願する並木。

そこには彼と同じく、
大切な人たちを守るために戦うことを決意した若者たちがいる。

たくさんの爆薬を積み敵の船に自らの命とともに突き進んでいく
神風特攻隊の海洋版を感じさせられた。

回天は一人座るだけの広さしかなく
乗ったら最後戻れない。
どんなに勇気がいる行為だったんだろうと
胸に押し迫るものがあり、涙が止まらなかった。

あの時代に育った人たちには
今の時代を想像できなかったことだろう。
あの海に散った純粋な気持ちに応えられるだけの日本は
今あるのだろうか・・・。

この尊い若者の勇気があってこそ
今の私たちは 成り立っているんだと思う。

今の平和を大切にしなくてはいけない。
心からそう思った。

ハンカチ王子の活躍で盛り上がった夏の甲子園。
61年前、同じように野球を愛した少年が死んでいった
憎むべき戦争を、二度と繰り返してはならないと・・・。

バックに流れた 竹内まりあの『返信』
これで映画のよさも倍増だったと思った。
は 4つかな



★ 日本沈没 ★ 

2006-08-03 | 映画

話題の映画 『日本沈没』 観て来ました。

小松左京の小説を映画化したのが、
1973年の初期 『日本沈没』
今回は、樋口真嗣が現代版にリメイクされた という作品。

SMAPの草なぎ剛と柴咲コウの愛を交えながら
物語は進みます。

日本が どんどん破壊されていく映像は迫力があり
大きなスクリーンで観る 凄さは満点!!

こんなことが まるで物語!といえないような
最近の 地球のあちらこちらで起きている
異常気象・・・

ここまで凄くないにしても
いつかは やってくることではないか・・・
と思いながら観ていると
恐ろしいものがありました。

本当に地震を経験された方は
この映像をどう観られるのかが 気になる所ですが
20数億円かけて造られただけの凄さはあると思いました。

わが身可愛く
我先に逃げる姿・・・
食料の奪い合い・・・
イヤだな!って思いながらも
これが現実なんでしょうね。 

あの映像の迫力さに押されてしまって
納得してしまいましたが

原作には、柴崎こうなる人物設定は無く
大地真央の役柄も無いとのこと・・・

原作を読んでみたくなりました。

でも、あの迫力なる映像、
そして、流れるバックミュージック
SunMin、久保田利伸の歌声
「Keep Holdeing U」は最高でした。

気になる方は
自分の眼と耳で体験されることを お勧めです。

私的には 3つ でした。





★ M:i:Ⅲ ★

2006-07-14 | 映画
 
トム・クルーズが製作と主演を兼ね、
名作TVドラマ「スパイ大作戦」をリメイクした
人気スパイ・アクションのシリーズ最新作。
『ミッション:インポッシブルⅢ』
観てきました

今までⅠ、Ⅱ、全作 観てきましたが、
今回のは 最高です

迫力は凄いし、
なんと言っても テンポの良さにびっくり!
息つく暇も無く
話がドンドン 進んでいきます。

裏切り者も意外な人で
エー! エー! の連発!!

でも、一番の感動は イーサンの妻ジュリアへの愛かな?
妻を助けに行くときのイーサンの必死さが、凄く良かったです。
イーサンの目から ジュリアへの愛の深さを感じ取れたのは
私だけ・・・?

最後の方では 泣く場面ではないのかもしれない所で
ホロリ

とにかく あっという間の二時間でした

こういうアクションものは 
テレビサイズで観るより
映画のスクリーンで 観るのが絶対

これは 絶対に観て 損は無いと思います。
私的には  5つ
だけど、『 ラビットフッド!』って何・・・?





★ 不撓不屈 ★

2006-07-07 | 映画

『不撓不屈』の映画を観てきました。

中小企業の権益を守るため、
国税局へ闘いを挑んだ実在の税理士を主人公にした
高杉良の同名原作を映画化した人間群像ドラマです。

国家権力に屈することも無く
自分の税理士としての信念を貫く姿勢は
凄いと思いました。

そして、それを支える家族の絆。
今の時代には見られにくい
家族愛のような気がします。

自分に非は決して無いからと
国家権力に不撓不屈の精神で
戦い抜いた男の生きざま

「人間社会に被害者を出さない」との信念を貫いたところが
彼の凄さ!なのでは無いでしょうか。

とても難しい映画でした。






★ タイヨウのうた ★

2006-06-21 | 映画

太陽の光にあたってしまうと死んでしまうという
難病を持った16歳の少女(薫)の物語です。

昼間の高校に通えない薫は、
夜になると駅前広場に出てギターの弾き語りをしている。

そんな彼女が、窓から毎日見ていた彼は、
彼女とは正反対のような 太陽の下が良く似合うサーフィン大好きな男の子。

彼女にとって大切なもの
それは 歌、家族、そして、彼でした。

限られた時間を歌にかける薫、
麻痺がはじまり ギターをもてなくなっても
薫は 歌を歌うことは諦めなかった・・・。

ストーリーは 辛く、悲しいものです。

でも、この映画を観ていて
ピュアなものを感じました。

けなげな彼女が 痛々しいのですが
何故か すがすがしい印象をも与えるのです。

悲しみは あっても 暗さの無い映画でした。

何故か この映画を観終わったら
何かを一生懸命 やってみたい!と感じる自分が居ました。

普通に生きたくても 生きられない人達が
何千、何万 と居るこの世の中

健康の当たり前に感謝もせずに・・・

映画の中 いっぱいに流れる彼女の歌声は
とても綺麗でした。
本物の シンガーソングライター Yuiだけのことはあり、
最後まで歌と生きた薫を
素敵に演じていたと思いました。

ただ、悲しみの涙だけで終わった映画ではありませんでした。

YUIちゃん可愛いし、
とても、良かったです。






★ 明日の記憶 ★

2006-05-24 | 映画

『明日の記憶』は、山本周五郎賞を受賞した
荻原浩 さんの作品が映画化されたものです


この作品は渡辺謙さんが ロケ先で偶然手にした本であり、
そして、凄く感銘を受けたので
荻原浩さんに 是非 自分を出演させて
この作品を映画化して欲しいと
ファックスを送ったという話を聞きました。

物語は、働き盛りの主人公50歳が
アルツハイマーという、記憶をドンドン失っていく病に
かかってしまうというものです。

主人公は、最初は単なる物忘れかと思っているのですが
だんだん その物忘れが激しくなり、
今 現在の自分すら
把握できなくなってしまっていく!
という現実・・・

約束を忘れてしまったり、
ある日突然 通いなれた道すらも理解できなくなってしまう。
そんな現実の恐ろしさ・・・
とても、人ごととは思えない
緊迫感で画面を見つめている自分が居ました。

物忘れの恐怖もありましたが
それを支えている奥さんの姿は、素敵でした。
アルツハイマーになった主人公とそれを支える妻・・・
なんとなく暗くなっていく筈の映画ですが
暗さはあまり 感じ取ることが出来ませんでした。

ネタばれになると 良くないので
はっきりは 書けませんが
私が一番この映画の中で、感動したのは

最後に二人が山の中で出会う所です。
ただただ 切なくて
涙が止まりませんでした。

でも、私は本に勝る画像はないと思っています。
今までも何度か 
本を読んでから映画を見に行って・・・ 
を経験しましたが、
やはり どの作品も 映画より本だ!と感じさせられました。

この映画は、とても感動できて
観やすい映画だと思いました。
でも、本のほうが数倍も
感動を自分に残せたと思います。