IBFスーパーバンタム級タイトルマッチ
王者：キコ・マルチネス vs 挑戦者：長谷川穂積
試合結果：・マルチネス7RTKO勝ち
●所見～・マルチネスの場合～
何気にデンプシーロール。
U時ムーブから左フック、その勢いで右足を前に出し右フックとファイタースタイルにマッチしている。
左フックが威力的で効果的だった。
ローリングから距離を詰めロープに押し込みショートレンジを作り強いフックを打ち込む。
相手の右ガードが低いと見るや左フックをズバリと決めた。
中盤、相手のカウンターに引く所もあったが警戒、ナーバスと言う大袈裟なものではない。
そして相手が弱みを見せたならばアグレシブネスにパンチを強め、KOモードに入り、その通りに
実践する能力は疑いのない王者の証明。
長く防衛するとは思えないけれど。
●所見～長谷川の場合～
過去に体現した長所と短所が表れた。
長所はカウンター。
2Rダウンを食ってから開き直ったか左フックのカウンターを多く決めた。
B級王者時その左は20種類のカウンターがあると言ったが3～5Rは惜しみなく打ちクリーンヒットし
相手の動き前進を止めた瞬間も作った。
短所はパンチングパワーレス。
相手の重厚な攻撃に対しカウンターは威力が乏しかった。
実際、相打ちでもこちが後方に吹っ飛んでいた。
また、B級王者時によく行っていたロープを背にした連打。
ダメージを受け、せざるを得ない状況でもあったがスピードつけてガンガン打つのでガードは下がる。
相手はガードしフックを返すので常に左フック、右ショートを食う危険性があり左フックはこちらが
カウンター気味に食った。
そして7R最初のダウンはvsウィラポンⅡのフィニッシュシーンを見る様だった。
戦前この試合を 「 最大の自己満足 」 「 自分自身に勝つ戦い 」 と言った。
そして試合は負けた。
彼は満たされただろうか。
自身に勝つ事は出来ただろうか。
王者：キコ・マルチネス vs 挑戦者：長谷川穂積
試合結果：・マルチネス7RTKO勝ち
●所見～・マルチネスの場合～
何気にデンプシーロール。
U時ムーブから左フック、その勢いで右足を前に出し右フックとファイタースタイルにマッチしている。
左フックが威力的で効果的だった。
ローリングから距離を詰めロープに押し込みショートレンジを作り強いフックを打ち込む。
相手の右ガードが低いと見るや左フックをズバリと決めた。
中盤、相手のカウンターに引く所もあったが警戒、ナーバスと言う大袈裟なものではない。
そして相手が弱みを見せたならばアグレシブネスにパンチを強め、KOモードに入り、その通りに
実践する能力は疑いのない王者の証明。
長く防衛するとは思えないけれど。
●所見～長谷川の場合～
過去に体現した長所と短所が表れた。
長所はカウンター。
2Rダウンを食ってから開き直ったか左フックのカウンターを多く決めた。
B級王者時その左は20種類のカウンターがあると言ったが3～5Rは惜しみなく打ちクリーンヒットし
相手の動き前進を止めた瞬間も作った。
短所はパンチングパワーレス。
相手の重厚な攻撃に対しカウンターは威力が乏しかった。
実際、相打ちでもこちが後方に吹っ飛んでいた。
また、B級王者時によく行っていたロープを背にした連打。
ダメージを受け、せざるを得ない状況でもあったがスピードつけてガンガン打つのでガードは下がる。
相手はガードしフックを返すので常に左フック、右ショートを食う危険性があり左フックはこちらが
カウンター気味に食った。
そして7R最初のダウンはvsウィラポンⅡのフィニッシュシーンを見る様だった。
戦前この試合を 「 最大の自己満足 」 「 自分自身に勝つ戦い 」 と言った。
そして試合は負けた。
彼は満たされただろうか。
自身に勝つ事は出来ただろうか。
Hahaha! 確かにその通りですよね。
防衛できた選手は、西岡だけじゃないでしょうか？
改めて西岡の実績の凄さを感じます。
長谷川の動きは悪く無かったと思います。
キコは予想通りのファイターでした。
ベスト7とは聞き慣れない言葉でどう捉えてよいのか ．．。
>スネオヘアーさん
そうならば素敵な事です。
>相撲王子さん
そうですね。
敗者は人知れず悔しさにのた打ち回ります。
>hanasoraさん
どのファンもB級王者時の強さを知るので今回の決定的敗北は目を疑う所があったと思います。
長谷川は2度のKO負けで意識が変わり、それが良い方向に行かなかった様に思います。
>ゲートさん
パワーショット食ってましたね。
vsジョニゴンでも早々に食ってました。
何故、わざわざ相手の土俵で受けるのか、とは思いますが本人の意思なのでしょう。
2Rのダメージは大きく、後も体に力が入らない感じでした。
>スケルトンさん
パンチ力が無いので速い連打で返す戦法となり、必然にガード低く頭が動かない状態になるのでしょう。
それが良い方向に行く事もありますが2Rは悪い方向に行きました。
左フックから右フックで顎が跳ね上がったダメージは大き過ぎました。
>okさん
長谷川は色々なスタイルを出来そうですが思い返すとどれも同じだった気がします。
キコも誰が相手でもスタイルは同じでしょう。
>寛さん
ゆっくり休んだ後、衝撃の復帰！
これで引退など悪しき日本の伝統です。
下田とかとサバイバルマッチで盛り上げてほしいです。
>アニフォオウシェさん
ウィテカやナンには見えなかったです。
長谷川のカウンターは悪くなかったですがダメージ与えられず、それでは意味なし。
キコのコメントはリップサービス。
完勝だったので気を遣ったのでしょう。
>さんちょうさん
会場で観戦ですか。
一体感があったらしいですね。
感動的な試合だったと思います。
>亀田評論家さん
嘘と思いたい所が多い試合でした。
>187さん
満足したのですかね。
人の心理は判りません。
何時もですが真正は優れていると思えないです。
STOP後にタオル放り投げた行為も愚かなだけです。（よくある事ですが）
>カリメロさん
2Rのダウンは私も「おわ～」て声が出ました。
後の採点は私も驚きです。
寧ろ負傷判定にならなくて良かったと思います。
近距離での打ち合いは長谷川5,6発に対し、キコは1発でチャラと、パンチングパワーの差は明らかでした。
足でさばくプランとしてもこの日の長谷川ではさばけなかったと思います。
引退と騒ぐ記者には「お前が引退すべし」て感じです。
目尻を切ったのも痛いですね。あれもあせる原因（長引かせたくない）になってしまったように思います。皮肉にも採点は、それまで二人ドローの一人がなんと長谷川有利だったんですね。もう一人が長谷川優勢で途中で試合がストップしたりしたら、長谷川の勝ちになってしまい、せっかくの試合に水を差すかもしれなかった。
キコマルの頑丈さと闘争心は、今で言えばサリドを思い出しますが、長谷川戦で見ると、サリドと比べて攻撃の際の踏み込みのスピードがなかったし、パンチや連打のスピードもそれほど速くなかった。それでもパンチを食ってしまうのは、何かあるんでしょうね。近距離での打ち合いの中、長谷川の方がスピードも手数も多かったように感じましたが、的中率はキコマルの方が高かった。全盛期の長谷川を知る者としては、どこかが狂っちゃったように思います。
辰吉のコメントに「もっと足でさばけばよかったとか後で感じるけど、実際にはああいうことになってしまったのは、それがボクシング」というのは納得できます。
最後に翌日のスポーツ新聞には、どこにも大きく「長谷川引退」と書かれていたけど、まだ本人が発表していないのに、選手に敬意を表していないと感じました。
そういった意味では満足したのではないでしょうか？
2Rのダウンで勝負あったと見ましたが、ダメージかある中でそこから7Rまでよく戦ったと思います。
戦法やセコンドの指示に対して疑問もありますが、最後まで諦めずに健闘した姿は素晴らしかったです。
お疲れ様でした。
しかしキコが「このままではアカン」とギアを入れて突っ込んで来るとかわしきれない感じでした。
しかし試合後キコに「予想以上のプライドを感じた。尊敬でき、あこがれさえ感じる選手だった」と言わしめる、壮絶で美しい散りっぷりだったと思います。
長谷川は晩年のウィラポンには勝ったものの同世代のトップクラスには勝てませんでしたね。
とりあえずゆっくり休んでいただきたいです。
相変わらずガードが低いのに、頭が動かずボディワークが使えてない印象がどうも・・・
2Rに打ち合いに持ち込まれた時や、効いてしまった時の対処もマズかったですね
ただマルチネスもそこまで強かったように見えなかったです。
バンタム級初期ぐらいの内容のボクシングが展開できれば
顔に腫れや傷を作りながらも僅差の判定を物にすることも出来たのでは、とも・・・
とにかく相手のパワーショットをまともに喰ってしまうのに
タフネスがあるわけでは無いので強豪相手に
ダメージレースで勝てる展開が見えません
パワーレスに関しては2Rのダメージに試合中苦しめられたのが原因と思います
ただ、それに手こずるどころか、追い込まれてしまう。
能力とか、体力とかじゃなく、結局、モンティエル、ゴンザレスといった一流の相手に受けた精神的ダメージが抜けないのかなと思いました。
スピードはじめ、あらゆる能力で相当なトップレベルの選手だと今でも思っているので、あの程度のチャンピオンに、まるでかませのようにやられたのが悔しいです。
ただ言えることは、
負けて満足できるファイターは絶対にいない
ということです。