この花は足摺岬のヤブツバキ。足摺旅日記が足摺岬で撮影したから間違いありません。
結構、足摺岬でツバキを撮るのは難しい。何故か風が強いから。
季語は春だそうです。花言葉は清楚、忍耐強いなどでしょうか。
足摺岬のヤブツバキ。ヤブツバキは日本古来の種を指すそうです。気づくことは足摺岬のツバキはどれも痛んでいること。傷がない完全なものを捜すのは困難を極めます。
足摺岬を訪れる時ガイドブックなどにはツバキのトンネルなどと表現があり辺り一面に咲き誇るイメージがありますがここ数年はあまりぱっとしませんでした。でも一つ一つ見てゆくとそれはそれでとても趣があります。
花はサクラ、ツツジ、バラ、ツバキ。それぞれの咲き方に人生をなぞらえた記事がありました。確か天声人語だったでしょうか。
ツバキは散った姿にも名前があるようです。そうサザンカとは固体の形態の差以外にも開き方散り方が違うのだそうです。
足摺で出会った老婆(表現ごめんなさい。)「今年のツバキあまりぱっとしませんね。」「そうだね、ツバキの裏年みたいだし塩害風害もひどかったし。」「でもツバキがいいね。わたしは好きだよ。」老婆は笑いながら話してくれました。二年前の今頃の話です。もちろん幡多弁。足摺のツバキいいですよ趣があってこれからが見ごろです。