虎キチ社長の優雅じゃない1日

西調布在住 小さな不動産屋の社長の独りごと

2023プロ野球日本シリーズ第5戦

2023-11-03 12:32:57 | タイガース
昨夜の『2023プロ野球日本シリーズ第5戦』も凄まじい一戦でした



初回は立ち上がりに難があると言われている相手の先発左腕

から1番近本選手がライトへヒットを放ち出塁

続く2番中野選手の犠飛の球を相手投手が焦り、つかみ損ねて

失策

いきなり無死1・2塁の大チャンス

しかし、3番森下選手の中途半端なバッティングはセカンド

ゴロとなり、1塁ランナーの近本選手が2塁でアウト

1死1・3塁と先制の場面は続きましたが4番大山選手が空振三振

2塁へ盗塁した森下選手もセーフの判定から一転しリクエスト

検証の結果、アウト

初回の大拙攻で流れが相手に行かないか心配しました

先発した大竹投手ですが古巣ソフトバンク時代の2021年に

オリックス戦に登板した記録があって、その時は3回7失点KO

余り得意にしている相手では無かったので初回の拙攻もあり

立ち上がりから心配しましたが、いつも通りの淡々とした

クレバーな投球が続きました

それは今季ずっとバッテリーを組んで来た坂本捕手との

コンビネーションと坂本捕手の配球の組み立てとテンポの

良いキャッチングからで、相手の各打者がそのテンポを

狂わそうと何度もタイムを要求するシーンがあり、途中で

岡田監督が激怒して抗議する場面もあり、両ベンチの駆け

引きも見ていてとても楽しかったです

2回以降は両左腕投手の投げ合いが続き、我が打線も塁に

出て犠打などでランナーを進め、得点機を狙いましたが

相手左腕が尻上がりに調子を上げて、大竹投手の好投も

続き、膠着状態

そして4回表、2死から相手の6番打者から左中間スタンドへ

ソロ弾を浴びて先制を許していました

次の打者にもあわや連続ホームランとなりそうなフェンス

直撃の2塁打で更に大ピンチ

しかし、冷静な大竹投手は次の打者をサードフライに抑え

最少失に抑えるところは流石です

結果、大竹投手は5回を82球無四球1失点と好投

古巣時代に対戦した時とは別人になり、この甲子園3連戦

で先発登板した投手陣の中で一番の出来だったと思います

そんな中、打線は相手先発左腕の投球に大苦戦が続いて

気が付くと7回まで好投を許してしまいました

そんな焦りからか6回から回跨ぎで登板している西(純)投手が

先頭の9番投手を四球を与え、2死1塁から相手3番打者が

放った変則な回転をしているセカンドゴロを中野選手が

後逸して、カバーに入ったライトの森下選手も焦って球を

取り損ない、有り得ない信じられないバブルエラーで1塁

ランナーが一気にホームイン

大事な場面での大失態に球場が重苦しい雰囲気となり

終盤に2点差

相手の指揮官が逃げ切り体制に入り、鉄壁な中継ぎ投手

の継投策に入りかけた8回表、5番手の湯浅投手が6番から

始まる下位打線を2ゴロ⇒空振三振⇒空振三振と圧巻な

投球を披露して自軍の攻撃陣に喝を入れました



そして、怒涛の8回裏、集中攻撃となるのです

8番木浪選手が叩きつける打球で内野安打

2塁手の失策を誘い(カメラマン席への送球エラーで無条件に

2塁へ)

9番代打糸原選手がレフトへポテンヒットそこから打者が

繋がり続けて、1対2と一点差に迫る1死2・3塁の場面で

痛恨のダブルエラーの張本人でもある3番森下選手が

低めに落ちるフォークボールをほぼ片手で1本ですくい

上げて打ち返し、左中間を破る逆転の2点三塁打

良く当てたと大興奮してしまいました





※3塁ベースを叩いて興奮する森下選手

続く4番大山選手も落ちるフォークボールをすくい上げて

タイムリーヒットで加点に成功



※大山選手の技ありの一打



※ベンチで選手を迎える岡田監督も感極まっていた様に見えました

6番ノイジー選手にも四球を与えたところで相手の投手は

涙しながら降板となりましたがマウンドに集まった野手陣が

みんなでその投手を慰めているシーンを見た時は敵ながら

グッとくるものがありました

そしてなおも続く2死1・2塁の場面で7番坂本選手がライトへ

前進守備の野手の頭を越える一打でタイムリースリーベース

坂本選手の一撃が止めとなりました



一気に4点差がつき、意気消沈のオリックス打線の9回の

攻撃は守護神岩崎投手がキッチリと3人で抑えてゲーム

セット



4点差ついてセーブシュチュエーションじゃなくても

岩崎投手を送る徹底した采配は岡田監督らしいです

前監督ならどうだったか



※第6戦は今季の集大成を見せたいと語る岡田監督







※投打にヒーローに拍手

終盤を大逆転で勝利して38年ぶりの日本一まであと1勝

出来ればこの勢いのまま、今日も試合をして決めて

しまいたいところでしたが、日程に守られている

オリックス

1日置いての第6戦・7戦と続く京セララウンドと

なりますが、この小休止が吉と出るか凶と出るか??

相手はラスボスの2枚看板

悲願の日本一へ高すぎる壁が待っています

しかし、この勢いで相手を飲み込んでほしいです

若い年齢で構成されているチームですから変なプレッシャー

が無いので大丈夫だと思いたいです





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