劇的な逆転勝ち

本来は8月30日から開催されるはずだった本拠地甲子園での

首位読売を迎えての3連戦

台風10号の影響で30日の一戦が中止となり

昨夜からの2連戦となりました

先発は8月29日ハマスタでの横浜戦に先発予定だった才木

投手が2日スライドし、長期ロード明けで30日ぶりの聖地

に登場



しかし、課題の立ち上がりと2日間隔が空きスライド登板と

いう難しいマウンド

1死からまさかの5連打で2点を献上

バッテリーを組んだ梅野捕手のリードが影響しているのか

上ずった球が多く、そこを狙われた感じで連打を浴び初回

からピンチの連続

辛うじて2失点で後続を抑えましたが並みの投手なら更に

痛打を浴びて試合を壊しかねない見ていて(本当は見ると

苦しい展開になるので見ない様にしていましたが)辛い初回と

なりました

打線も相手先発エース右腕が全く打てず、5回まで1安打のみ

同じ投手で同じ場所で5月24日にやられた悪夢のノーノーを

思い出すくらいの快投ぶりに途中まで嫌な予感がしました

しかし、2点を追う6回2死から3番森下選手がヒットを放ち

出塁し、4番大山選手は死球を受けて2死1・2塁のチャンスを

作り、5番佐藤(輝)選手が値千金の左中間スタンドに放り込む

逆転３ランホームラン



続く6番前川選手と7番梅野選手が揃ってライトへヒットを

放ち、攻撃の手を緩めない我が打線

続く8番木浪選手がセンターへタイムリーヒットを放ち加点

に成功しました



※木浪選手の追撃打は本当に大きかった

投げては立ち上がりは連打を浴びて不安定だった才木投手は

2回も無死から連打を浴びながらも粘りの投球で無失点

3回以降は修正して本来のような安定感抜群の投球を披露

スコアボードにゼロを並べ、6回は三者凡退

結果は6回92球8安打4奪三振2失点と試合を作りました



とにかく課題の初回を如何に少ない失点で乗り切れるか？

今季の才木投手は初回しだいって言った感じです

シーズンを通して勝ちパ投手のひとりとしてチームをけん引して

くれていた石井投手が疲労からか最近不安定で心配でしたが

7回に登板

いきなり先頭打者に四球を与えるも危なげなく2死を取り、3番

打者にヒットを打たれ、2死1・2塁のピンチを背負いましたが

4番打者を高めのスライダーでセンターフライに抑えてました

1発で逆転のシチュエーションでしたが

8回はこちらも勝ちパ投手のひとりの桐敷投手が3番手で登板

危なげなく三者凡退に

そして9回は抑えの岩崎投手が登板

1死から右打ちの代打にヒットを打たれましたが後続を4-6-3の

ダブルプレーでゲームセット



※9回を締めてガッツポーズをする岩崎投手











※投打のヒーローに拍手

5回まで敗色濃厚だった一戦を6回に打線が繋がり大逆転

以降は鉄壁の投手陣で逃げ切り『劇的な逆転勝ち』となりました

当たり前のことですが投げるべき人がしっかり投げて打つべき

人が打てば勝てるというのを証明した試合展開でした

今日の先発は今季対戦防御率が驚異の0.41

西(勇)投手が先発

相手先発右腕も今季好調で打ち崩すのが難しいとは思いますが

打線の中軸が打って援護をすれば勝てるはず

この2連戦は1勝1敗では全く意味がない

逆に読売はそこを狙ってくるかもしれませんが我が虎の現状は

必ず勝ち続けなくてはならないのです

聖地甲子園9連勝を目指せ



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