本の栞に、万年筆メーカーの宣伝文句。
この本の作者は、
何のペンで原稿執筆したのだろう。
昔、万年筆が憧れの一品だった。
しかも高価だった。
著名作家さんがどんな万年筆を使っているのか興味深かった。
百貨店のペン売り場で、長いこと羨望の眼差しで眺めたことは10回や20回ではない。
持つ柄の部分が極太で、何時間書き続けても手や指の負担が少ないだろう、などと想像しながら見つめていた。
いい品物を使うと、スラスラ文章が書けるような気がしたものだ。
今あらためて所持している万年筆はどれだけあるのか確認したくなり、
ざっと並べてみた。
11本あった。
愛用しているのは、一番右端の青のものである。
右から2番めの赤いのは、高校入学祝いに頂いたものだ。
折角たくさんあるのだから、使う機会をもっと増やしたいと思っている。