スーツとコート

父の遺品整理中、２つの洋服ダンスから背広、スーツ、ズボン、コートが多数見つかった。

３０〜４０年以上も、封鎖されていたので、虫食いもある。

一通り試着してみた。

サイズが合わないものは２着だけだった。

スーツ２５着、そのうち、オーダーメイドが３着、コート６着、着用可能。

財産が増えた。

今後はこれらの服を活用するつもりだ。

オルゴール♪～

まだまだ家の片づけが終わらない。

押し入れの中を整理していたら、オルゴールが４個見つかった。



その中の一つを開けてみた。



割ときれいだ。

ネジを一杯に巻いた。



すると、『五木の子守唄』が流れてきた。

弱々しい音色だった。

いかにも悲しげに聞こえた。

何年間、この押し入れの中で眠っていたのだろうか。

音の響きは、ゆっくりゆっくり回っている。

他のオルゴールも試してみた。

『乙女の祈り』『ローレライ』『庭の千草』だった。

どのメロディーも、最後の力を振り絞って奏でているようだ。

最初は、箱が古かったので破棄するつもりだったけれど、

これらの曲を聴くと、簡単に処分することはできないと思いなおした。

物にも命が宿っている。

生きているのだと感じた。

予定を変更して、

納得いくまで使ってから、捨てることにした。

生かして使おう

物は使ってこそ価値が出る。

必要だからこそ、買ったんだ。

昨日の買取業者の言葉が、あまりにも予想に反していたので、

物凄いショックを受けたけれど、よくよく考えたら衝動買い的に買ったものが家に溜まったんだろう。

買うときはよく考えてから、

無駄なものは絶対に買わないようにしよう！

処分に困る

物を捨てるのに、心苦しいことがある。

簡単に破棄するには、忍びない。

でも、処分しなくては家が手狭になって、生活しづらい。

買取業者に査定を依頼したら、絵画・壺・皿など数十点まとめて１万円程度だと告げられた。

想定と全く違っていて、ショックだった。

不用品ばかり家にあっても、どうしようもない。

ため息が出る。。。

余計な物は買わないことだ、と痛切に感じた。