ことばの力１

用事があって、冒頭から聞けなかった。

気づいた時には３０分経過した後だった。

断片的だけど、「予備校講師をした」とか「夏目漱石の『それから』」とか「源氏物語の『空蝉』」に関する話をしていた。

放送終了後、ホームページで検索して、

現代文講師の作家で出口汪さんが講演されたことを知った。

出口さんがどんな作家なのか全く予備知識はないけれど、

部分的に聞いた話では雄弁で興味深く面白い内容だった。

聞き逃したので、再放送かストリーミングでじっくり拝聴したいと思う。

誰

新語・流行語の「保育園落ちた日本○○」は今や話題騒然。

誰が書き込んだかを探す人が現れるかもしれない。

書いた人は、今頃どんな気持ちなのだろうか？

主催者の意図

今になって、新語・流行語大賞の「保育園落ちた日本○○」（○○はもう書きたくないので、こんな表記にした）に選出した主催者の意図が分かった。

その言葉は全く流行っていないけれど、「・・・落ちた・・・○○」を流行らせたいのだという事だろう。

もし流行ったら、嫌だね。

主催者の狙いは的中するけど。

不愉快だ。

（この「不愉快」という言葉を使うと、意外と気持ちがいい。

志賀直哉に倣って、本当に不愉快だったら、「不愉快」と書くことにする。）


昨日不本意ながら「保育園落ちた日本○○」をたくさん書いたので、もう飽きたけど。

冷静になって

冷静になって考えてみると、

理不尽な出来事や不可解と思える事が多すぎると感じる。

吉田兼好や鴨長明が書き残した文章を読むと共感する部分がたくさんあると気づく。

もしかしたら、中世の隠遁者のような生活をしてみたいとの思いが、

心の奥底のどこかにあるのかもしれない。


変な情報が多いのかなとも感じる。

そんな情報過多から少し距離を置いた方が、

心穏やかに過ごせるのではないかなと思う。