










親方、病院に行くという

えーっ、聞いてないよ~

すでに、10時を回っている。
総合病院で予約していないので、これから行くとかなり、遅くなるだろう。
昨日は行かないと申していましたのに

最近、勝手に決めて、私に言わない事が多い。
本人は言ったつもりになっているようだ

慌てて、支度をして家を出た


勿論、私は付き添いだ。
介護予防支援の申請書類をかかりつけのドクターにお願いするのだ。
親方、歩行困難になってきた事を自覚、足腰の筋力をリハビリで付けたいと決心。
このまま行くと車椅子になるのが目に見えている。
病院に行くと、生憎、担当のドクターの受診日ではなかった。
今月から変更したのかしら。
こちらから持参した書類と受付で頂いた用紙に必要事項を記入し提出。
また、出直さなければならないかもしれないが、取り敢えずは、連絡待ち。
会計もなく、お昼前に帰宅。
お雛祭りという事で、あり合わせで五目寿司を作った。
お雛様はお飾りしていない。
娘が結婚してからしまったままだ。
親方が飾るか?と尋ねたが、私はいいと返事したのだ。
桃の花の代わりに、昨日、チューリップを買ってきた。



まるで親方がモデルみたいな小説だ。
主人公の益子徳一の蕎麦殻枕の黄ばんだタオルまでそっくり。
匂いまで漂ってくる。
現在72歳の私にも思い当たる節が多多あるが。
364ページの厚さだ。
ちよっと、一気に読むのは無理なようで、楽しみながら読むとしよう。


