めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

年年歳歳?

2015-03-21 16:00:00 | 日記
                                 
年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず

  庭の花たちを眺めていて、ふと、この句が浮かんだ。
  
  日本語大辞典によると、
  季節が巡ってくると花は毎年同じように咲くが、
  人は年ごとに変わっていき、生まれる者もあれば死ぬ者もありだ。
  人の世の変わって はかないさまを不変の自然に対比させたもの。
  唐の劉延芝の詩 「白頭を悲しむ翁に変わる」の中の句と、記してある

  数年前までは、この句の心境に至るには、ほど遠かったが、
  今は、色々な思いが頭を駆け巡る。
  我が家の庭の花も、年年数が減ってきた。
  一時期は歩く所がないほどに花で溢れていた。
  今年は・・・  寂しい。
  庭の花に癒やされてきた。
  恩返しにもう少し頑張ろう。


                        今のデッキ
            
                    昔のデッキ







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の挨拶

2015-03-21 11:48:35 | 日記
                                 
薄曇りで少々肌寒い。
  雨戸を開けても、布団の中の親方、びくともしない 
  もう、朝、九時を回っている。 
  「生きていますか~」と、声を掛ける。
  「ああ、半分・・・」
  「半分ね・・・」
  最近の夫婦の朝の挨拶。
  
  親方、もそもそと、身体を起こす。
  起き上がるまでが大変だ。
  筋力が落ちているから、身体を半回転させるのも時間が掛かる
  手を床につき、あちこちにつかまり、ゆっくりと起き上がる。
  手を貸すと嫌がるので、見守るしかない。

  第87回選抜高校野球大会が開幕した。
  テレビで開会式を見た。
  入場する選手たちの行進する手足のぎごちなさが微笑ましい。
  最近は号令を掛けながら行進するのか?
  オイチニ、オイチニと声が聞こえる。
  前からだった?
  時代の流れか、今までと感じの違う開会式だった。
  初めて聞いた甲子園の歌も素晴らしい。
  女子高校生の清らかな歌声に思わず涙が出そうになった。

  お上品な奥様から、また、美味しいお赤飯が届いた。
  生きていると辛いことがあるけれど、嬉しいこともたくさんある。 
  「生きてますか~」
  「ああ、生きているよ~」と、元気に答えてくださいな、親方サン

今日の庭

               いつの間にか金木犀の傍でトサミズキが咲いてました





          
                  ツルニチニチソウ

                
                    クローバー


                   ご近所さんのヒメコブシ


                   ヒヨドリが花を啄んでます




          

  
  
  
  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする