爆弾攻撃が起きている場所は、いずれもがシーア派地区であり、マリキ首相が昨日、イラク全土を国軍である治安部隊が年内にも支配すると宣言したことに対するスンニ派勢力の示威行動という見方も出来る。
政治的な動きとしては、「シーア派の風雲児」であるサドル師が16日、マリキ政権が米軍全面撤退の期限を明確にしないことに抗議して、4人のサドル派閣僚を辞任させている。
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イラクの首都バグダッドが血の海と化している。
18日、サドリヤ・スィティなど4箇所で爆弾を使ったテロがあり、少なくとも127人の死者が出ている。
バグダッドでは週末から多数の犠牲者を伴う爆発事件が多発しており、首都から周辺都市に避難する車の列ができているという。 . . . 本文を読む