浅井久仁臣 『今日の中東』

1971年のパレスチナ初取材から、30有余年中近東を見続けてきたジャーナリストが独自の視点をお届けします。

反シリア派コラムニスト暗殺

2005年06月03日 | Weblog
 反シリア寄りで知られるレバノンの有名コラムニスト、サミール・カスィーア氏が2日、自宅前に止めた車に乗り込もうとしたところ車が爆発、死亡しました。爆弾は運転席の下に埋め込まれ、エンジンと連動するように仕掛けられていたと見られています。同乗の女性も爆発によって重傷を負いました。  カスィーア氏は、レバノンの有力紙「アン・ナハール」のコラムニストで、長年にわたり占領を続けたシリア軍に批判的な記事を書き . . . 本文を読む