憧れのシェパード

2009年09月23日 20時30分42秒 | Weblog
夕方のウォーキングでの出来事です。


いつも恒例のウォーキングは,朝,出掛けるのだが,
今日はちょっと寝坊したので,夕方に行った。
いつもの土手沿いコース。
もう薄暗くなってきたから,今日は軽めに歩いて帰ろう,
などと考えていたら,遥か前方から,
自転車に乗りながら大きな犬を散歩させている人の姿が近づいてきた。
あの犬のシルエットは・・・シェパードだ!

私は,犬や猫が大好きだが,特に大型犬が好みだ。
とりわけ,近頃はなんだかシェパードが気になる。
きっと愛犬「みど」がシェパード混じり(←と,外観から勝手に思っている)
のせいだと思う。
なんだか,強く惹かれるのだ。

しかし,シェパードを間近で見る機会というのは,
案外ありそうで無いものである。
テレビや雑誌で見るたびに
「かっこいいなぁ~~」
と,しみじみ思っていた。

それが,今,目の前を通り過ぎようとしている。
飼い主のかたが自転車で普通にスピードを出してらっしゃるので,
シェパードはかなり軽快に走っている。
んもう,私は目が釘付けになり,
そのシェパードをひたすら見つめた。
かっこいい・・・かっこ良すぎる。

走るシェパードはあっという間に後方へと行ってしまった。
私はしばらくウォーキングを続けていたが,もう居てもたっても
いられなくなり,くるりと踵を返した。
そして,シェパードとその飼い主を追いかけた。

「あのー,すみませーん」
私は叫んだ。
「あのー,ワンちゃんの写真を撮らせてもらっても構いませんか?」
呼び止められた飼い主さんは一瞬怪訝そうな顔をしたが,
すぐに,
「あぁ,どうぞ!」
とおっしゃった。
飼い主さんは,50代とおぼしき男性。
俳優の「モロ師岡」(←わからん人は調べてください)似の,
白いシャツとチノパンがお似合いのおじさまだ。

私はポケットからケータイを出し,写真を撮った。
それが,今日の画像です。
ちょっと映りが悪いけど。

写真だけでは辛抱できず,私は言った。
「あのー,触っても大丈夫でしょうか・・・」
すると,モロ師岡は
「うーん,どうかなー,慣れない人に警戒するからねー。」
と言った。
ひえー,コワー。
こんなデカイシェパードに噛まれたらひとたまりもないわー。
残念ではあったが,モロ師岡の忠告を受け入れることにした。
確かに,そのシェパードは何度も私の方へ近寄ってきてはくれるのだが,
最後の一線を越えようとはしない。(←どういう表現なんだ)
でも,興味は示してくれるようで,何度も近寄ってくる。

初めて至近距離で見るシェパードはそれはそれは素敵だった。
毛がふさふさしていて,しかもツヤツヤ。
耳がピーンと立っていて,口がおそろしく裂けているのだが,
それがまたかっこいい!
つけている首輪もまたカッコよかった。
太めでシンプルなチェーン。
見た目に,とても高級そうな光り方だった。

うちの「みど」がシェパード混じりで似ている,と思っていたが,
それはとんでもなく失礼な言動だと思った。
(2008年6月26日付の記事の画像参照)
全国のシェパード犬,および,その飼い主の皆様にお詫び申し上げます。

さて,私の好奇心はとどまるところを知らず,
モロ師岡に矢継ぎ早に質問を浴びせた。
中でも興味深かったのが
「やっぱり,賢いんでしょうねぇ・・・
 いろんなことをすぐに覚えたりします?」
という質問に,モロ師岡は
「いやー,どうかな。シェパードだからって,みんな賢いってことも
ないと思うよー。個体差は大きいみたいだね。」
と答えたことだ。
そうなのか!ちょっと意外だったが,
考えてみたら,動物で一番賢い,とされる人間だって,
個体差は大きいわなぁ。

シェパードとの別れは悲しかったが,なにせ,こちらは,
急に声をかけて散歩を中断させてしまっている身。
モロ師岡もよくつきあってくれたものだ。
なんて,いい人だ,モロ師岡。
感謝。

丁重にお礼を申し上げ,シェパード&モロ師岡と別れた。
私は,ずっとコーフン気味だった。
憧れのシェパードを間近でじっくりと観察できたことに,
大満足だった。

思えば,私は,小さい頃からこんなことばかりしている少女だった。
素敵な犬を連れている人に近寄っては,触らせてもらったり,
いろんな質問をして,犬の知識を増やしていた。

学校の帰り道には,通学路沿いで飼われている犬は殆ど記憶していて,
それをかまいながら帰るのが楽しかった。
友達と,帰り道で出会う飼い犬達に
「チューイングボーン」(by島木譲二@吉本新喜劇)をお見舞いして
吠えられる,ということもよくあった。
この話を後輩のアヤさんにしたところ,めちゃウケてくれて,
「面白い小学生だったんですねぇ。」
と,言った。
えー・・・っと・・・それ,大学生の時の話です・・・

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KOBUDO-古武道-のコンサートへ

2009年09月20日 20時08分15秒 | Weblog
KOBUDOー古武道ーのコンサートへ行ってきました!

昨日のブログに書いたように,今日は,岡山県で
KOBUDOー古武道ーのコンサートがあった。
以前,うちの師匠に,これいいよ,と勧められてCDを聴いたが,
本当に素敵ですっかりハマってしまった。
で,コンサートが岡山県である,ということで,
師匠と,同僚のケイコちゃん,アッコちゃん,ナミちゃん,私,
の5人で連れだって行った。

古武道は最近では,TBSの「ニュース23」のテーマ曲を担当している。
また,メンバーのチェロの古川展生さんは,
映画「おくりびと」のチェロのテーマ曲の演奏をしてらっしゃったので,
そちらでも有名だ。

CDを聴いた時にまず感じたのだが,とにかく,スーッと耳に入ってくるのだ。
でも,BGMのように何の引っかかりもなく流れ過ぎてしまうわけではない。
言うなれば,「存在感はあるけど,威圧感はない」のだ。
このことは自分の究極の目標でもある。
音楽においても,人間性においても。

3人それぞれ,元々ソロで活動してらっしゃったのだが,
3年前にユニットを結成されたのだ。
一人一人の力量がものすごくあるのに,それが潰しあわずに
見事に生かしあって,融合している,そんな感じだ。

CDでもそうだが,生の演奏はもう本当に本当に心地よくて,
なんちゅうか,こう,聴いてると脳からアルファ波が出まくってる感じ。
ナミちゃんにいたっては,
「なんか,エステか,マッサージに来てるような気持ちよさ・・・」
と言いながら,うっとりしている。
リンパの流れの滞った部分をマッサージしてもらい,
一気に流れが良くなり,デトックスもできちゃったような,そんな感じ。
この例え,わかりやすいのか,どうなのか。

コンサートが終わった後,会場から出た私たちの顔は,
皆,一様に恍惚としていた。
とりわけナミちゃんの顔はもう,完全にいっちゃってた。

皆さんも,もしよかったら,古武道を是非お聴きになってください。
特に,今のアルバム「時ノ翼」は秀逸です。
そして,皆で恍惚の人になろうではありませんか!
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シルバーウィークのスタート!

2009年09月19日 17時20分42秒 | Weblog
シルバーウィークのスタートです!

いやー,いいですねー,秋の連休っていうのも。
でも,子どもの頃は正直言うと,秋が嫌いだった。

実家の商売が農機の販売と修理をやっているので,
春と秋の農繁期は自動的にうちも忙しくなるのだ。
友達の家が春と秋の行楽シーズンを楽しんでいる時には,
我が家は猛烈な忙しさで,私は放っておかれた。
晩御飯も遅い時間でないと食べられず,
それだけで悲しい気持ちになったものだ。

大きくなるにつれ,ウチはそんなもんだ,
と自然に思えるようになっていったが,
小さかったあの頃,シルバーウィークなんぞがあったら,
私は思い切りヒネくれていたかもしれない。

さて,私は今日から丸1週間お休みになる。
はぁ~~~この解放感。
先日ブログに書いたコンサートの準備やら,
なんやかんやで忙しくしていたが,その時にも
「もう少しすれば,お休み・・・
 もう少しすれば,お休み・・・」
と,呪文のように唱えて乗り切ってきたのだ。

まず,明日は古武道のコンサートへ行きます。
チェロの古川展生さんの「古」,
ピアノの妹尾武さんの「武」,
尺八の藤原道山さんの「道」,
この三文字をとったユニット名で活動されてる。

22日にはまたもやマツダスタジアムへ
カープVSヤクルト戦を観に行く。
クライマックスシリーズ出場の3つ目の枠を
ヤクルト,阪神,カープの3チームで
現在争っているのだ。
1.5ゲーム内に3チームがひしめく激戦。
でも冷静に考えると,その3チームとも勝率5割を切っていて,
それもどうなん,っちゅう気もするが,
まぁ,いい。

そして25日には毎年恒例の講師のバス旅行で,
今年は,コルテオ大阪公演を観にいく!
これもすっごく楽しみ。
どのようなパフォーマンスを見せてもらえるのだろうか?

・・・と,アンタ遊び過ぎやろッと突っ込まれそうな
シルバーウィークですが,まぁ,メリハリつけた毎日ってことで,
また開けたらしっかり働くための充電期間ですわ。

みなさんも,よいシルバーウィークをお過ごしください!
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無料体験教室

2009年09月17日 15時47分20秒 | Weblog
昨日,体験教室がありました。

音楽教室に入会したい人のために,
無料でレッスンのダイジェスト版を体験していただく
「無料体験教室」というのが,
春と秋の開講シーズンの前に催される。
この秋は3歳のクラスを新たに受け持たせていただく予定なので,
昨日はそれに向けての無料体験教室があったのだ。

まだ,出足が悪いようで,参加予定人数は1名とのこと。
1名だろうがなんだろうが,教室の魅力を知っていただくため
頑張るわよー。

時間になり,参加親子が入室してきた。
なんだか,人数が多い。
本人,お母さん,の他に,お兄ちゃん,おばあちゃんも一緒にやってきたからだ。
なんでも,おばあちゃんがうちのバイオリン教室のほうで習ってらっしゃるそうで,
その関係で,今回,体験教室に参加してくださったのだ。

なんというか,かなりお金持ちっぽい感じの一家だ。
それに,服装も洒落ている。
みんな銘々の服装なのだが,共通のカラーを決めてらっしゃるのか何なのか,
全員,ターコイズブルーを服装に取り入れている。
本人(ユウゴくんという)とお兄ちゃん(タクミくんという)は,
柄もデザインも違うがともに,ターコイズブルーのTシャツ。
お母さんの胸元にはターコイズブルーのネックレス。
そして,おばあちゃんのインナーの色がターコイズブルー。
みなさん,お洒落上級者って感じですねー。

また,このおばあちゃんが,「おばあちゃん」とお呼びするのが
申し訳ないくらい,若々しくて,スカッとしたたたずまい。
お母さんと姉妹のよう。

そして,このおばあちゃんのスゴいところは,
ノリノリでレッスンに参加されるところだ。
子どもと両手を取り合って,汽車の真似をして前後に動かすという
動作があるのだが,これなんて,もう腰からリズムがきっちり入っていて,
キメのリズムなんかもバッチリ。

また,海の生き物になりきってリズムステップをする曲にいたっては,
おばあちゃんは
「私もやろっと」
と言い,立ちあがっての大ハッスル。

所狭しと踊りまくるおばあちゃんを見て,私は
「誰かに似てるな・・・」と思った。
わかった!

前田美波里だ!!

彼女ほど背は高くないが,ショートカットの感じ,
お化粧,表情,もう,美波里にしか見えなくなってきた。

ビバリは,部屋の中のだれよりも生き生きと,
大胆にステップを踏む。
そんなところも本物のビバリっぽい。
私も,ビバリに負けてなるものか,と,リズムもキメキメに
ステップを踏む。
教室はただならぬ雰囲気になってきた。

レッスンを終え,コースの概要などを説明させていただく。
ここでも,ビバリはお母さんを差し置いて,
私に矢継ぎ早に質問を浴びせかけてくる。
「最大何人でレッスンするのか」
「お兄ちゃんをレッスン中どこで待たせておけばよいか」
「教室で生の管弦楽器を触る機会はあるのか」
などなど,もう,3つ目の質問にいたっては,
「それはそちらの楽器の教室へ行ってください」
と言いたくなる質問だった。
(いえ,丁寧にお答えしましたよ。)

あまりに前へ前へと出るビバリに私もタジタジ。
この人がお母さんなのか?とすら思えてきた。
ということは,このユウゴくんは真木蔵人ってことか?
なんのこっちゃ。

そんなこんなで,体験教室は終了。
なんだか,いつもの倍疲れた。
後日,入会されるかどうかお返事をいただくのだが,
結果を聞くのがコなんだかコワい。
もちろん,入会してくださるのがいいに決まってるが
そうなると,ビバリがもれなくついてくる気がする。

ビバリ,恐るべし。
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コンサート開催

2009年09月13日 17時45分39秒 | Weblog
コンサートを開き,演奏を聴いていただきました。

これは,ヤマハの企画で,
「先生のエレクトーンの生演奏を
 生徒と保護者のみなさんに聴いていただきましょう」
という趣旨のもと,全国展開がされているものである。

春にその企画がきたとき,正直言って,少し気が重かった。
そのことだけに関わっていられるのならいいけれど,
通常の仕事にプラスしてのコンサート,ということなので,
これは相当負担が大きいなぁ・・・,と感じたのである。

でも,やるからには楽しくやらないとね!
ということで,さっさと頭を切り替えて練習に励んだ。

もうひとつの趣旨は,子ども達が普段レッスンで学んでいる曲を
プロのアレンジャーさんたちがいろんなジャンルのスタイルに
かっこよくアレンジしたものを演奏し,聴いていただく,ということ。
こういう経験を通して,子ども達に「アレンジ」ということを
学んでもらうのだ。

コンサートは1名か2名で実施,との通達であった。
私は,同じ教室で稼働していてプライベートでも仲の良い
アッコちゃんとペアで行うことにした。

アッコちゃんとは,以前2歳児のレッスンでもコンビを組んでいたし,
歳も同じで(学年は違うが),気ごころが知れている。
何よりも,彼女は本当に気性がさっぱりとしているので,
何か決め事をする時でも,即,とんとんと決まってゆく。
この人も男前なのだ。

私も男前にかけては自身があるのだが,それとは裏腹に
ものすごく緊張するタチで,(なかなか信用してもらえないことが多いのだが)
今回も,尋常ではなくドキドキしていた。
不必要に手足が固くなり,耳がボーッとして自分の音が
よく聞こえなくなる。
先日も,仕事で緊張のあまりに失敗をやらかしたばかりだったので,
ちょっとしたトラウマになっていて,今回も心配だった。

しかし,あまり考え過ぎると,またそういう事態を自分で
引き寄せてしまうので,できるだけ,よいイメージを頭へ
植えつけるように努めて,ここ数日を過ごした。

開始の11時が近くなり,お客さんがどんどん集まってくる。
生徒のみんながお父さんやお母さんに手を引かれてやってくる。
みんな可愛いなあ。
そうだ,失敗など怖れず,かっこよく演奏して,子どもたちに
喜んでもらわなくちゃ!

演奏は全部で8曲。
そのうち,オープニングとエンディングを二人でアンサンブルし,
残りは3曲ずつソロで演奏することに決めていた。

オープニングの用意。
緊張で目の前がクラクラする。
でも,これをうまく弾ききれば,きっと今日はうまくいく。
きっと,きっと。

演奏が始まった。
手が震えそうになるが,弾きながら呼吸を整え,段々落ち着いてくる。
よし,ノーミスで弾ききった!

その後は不思議なほど落ち着いて,気持ち良く演奏できた。
曲と曲の間のMCもアッコちゃんと交代で担当したが,
和やかに,進めていけた。

アッコちゃんと同い年ということで,年齢に関する自虐トークも織り込みつつ。
例えば,クラブで流れているような曲にアレンジされた曲があったのだが,
その紹介の時にも,
「私たちの時には『クラブ』ではなく『ディスコ』って言ってたんですがね。」
とか,
「小さい楽譜が段々読みづらくなってきたんですよね。」
などと連発し,保護者の方々にはウケていました。
(失笑だったのか?)

全曲が終了した直後,小さな男の子と女の子がおずおずとステージに近づいてきた。
レッスンに来ている,カズマくんと,マイちゃんの兄妹だった。
その手には花束が握られていた。
「せんせい,これ。」
と小さな手で差し出してきて,私は感激して涙が出そうになりました。
(写真参照)

先生にお花を渡そうね,とお母さんが兄妹に話して,
買ってきてくださったのだろうなぁ。
その光景まで目に浮かぶようで,本当に心が温かくなった。

それを見ていた,トモちゃんという生徒。
小学3年生で,口から生まれたような女の子なのだが,
私が花束を抱えているのを見て
「先生,サプライズじゃなぁ。」
と言ってのけた。
は・・・はい。
あなたのおっしゃる通りです・・・。

そんなこんなで子ども達と記念撮影などをしてコンサートは終了し,
みなさん,笑顔で家路についていかれた。

当たり前のことなのだけれど,コンサートは聴いてくださる方々がいらして
初めて成立するわけです。
時々,傲慢になったり,横着になったりする自分の未熟な心に
いろんな気付きをもたらしてくれた,貴重な一日になりました。

そして,演奏することって本当に楽しい!
と心から感じることのできた,幸せな幸せな一日でした。
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続・潜入レポート

2009年09月12日 22時17分00秒 | Weblog
今朝の続きです。

その「爆笑問題・田中」にそっくりの店主は
無愛想というか,職人肌,というか,
一切ニコリともしないのである。

大体,しょっぱなから感じ悪かった。
9時開店と書いてあるのに,
行ってみれば,鍵がかかっていた。
で,鍵屋にもかかわらず,実に簡単そうな鍵。
こんなんでいいのかー。

待つこと数分,その「爆笑問題・田中」風の店主がやってきたが,
「お待たせしました。」
の一言も,
「いらっしゃいませ」
の一言もないってどういうことなの。

で,そのお店はどこをどう見ても,
ミニのチャイナドレスのお姉さんのいるような
雰囲気ではないのである。

内装も,無骨な,というか,素っ気ない感じで,
女っけなどまるっきり感じられないのだ。

「田中」似の店主が合鍵を作っている間,
何か,手がかりはないものか,と
ジロジロと店内を見まくったが,
何も手がかりを得られず。

そうこうするうちに,「田中」,合鍵を手に
奥から出てきた。
プロ意識が強いのか,鍵の種類の説明か何か,
なんだかよくわからなかったのだが,
一生懸命に「田中」が話し出した。

私は,チャイナドレスのお姉さんの手がかりを探すのに必死で
「田中」の話など,ほとんど聞いてはいなかった。
で,話が終わったようなので,

「ありがとうございました。」

と,帰ろうとすると,

「あ・・・代金を・・・」

と言われてしまった。

心,ここにあらずで,すっかり料金を払うのを
忘れてしまっていた。

結局,私が見たあのお姉さんは誰だったのか?
幻だったのか?

店を出て,ふと隣の店舗を見ると,
喫茶店があった。

もしや・・・お姉さんはここの店員?
しかし,見たところ,ごくごく普通の喫茶店。

うーん,今度は,ここへ潜入レポートをせねばなるまいか・・・?


そういうわけで,男性読者の皆様,
期待させちゃいましたが,収穫はなく,
非常に申し訳なく思っております。



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潜入レポート

2009年09月12日 09時30分36秒 | Weblog
今、私はどこに居るか、と言うと、
例の「カギ110番の店」に居ます!!!

息子が自転車のカギを失くし、いつもならこっぴどく叱りあげるのだが、
今回の私は違った。

あの店へ行き、真相究明ができる…!!!

叱るどころか、むしろ、にっこり笑顔の母を、
息子は気味悪げに眺めていた。

6日付けブログ、「朝からビックリ」の記事は、
とりわけ男性読者からの反響が大きく、

「その店はどこにあるのか」
「自分も行ってみたい」

などなどの感想が個人的に多数寄せられた。
男ってヤツは…。

さて、店主は爆笑問題の田中を色黒にしたようなオッサン。

あー、書きたいけど、もう時間がないー。
別に皆さんを焦らしてるわけではありませんー。
もう、合鍵が出来上がりそうですー。
そしたら、もう仕事へ行かねばなりませんー。

多分明日の夜か明後日には、ゆっくりレポートをお届けできますー。
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朝からビックリ

2009年09月06日 14時47分58秒 | Weblog
先日,車に乗っていた時の出来事。

細い道から県道へ左折して出ようと思い,右方向から来る車を見ていた。
その時,私が停止していたところの角のお店やさんの玄関を
若い女性がほうきとちりとりを持って掃除しに出てきた。

これが!!アナタ!!
その女性は,超ミニの黄色いチャイナドレスで,
しかも,スカートの両脇にはスリットが入っていて,
ガーターベルト(峰不二子がはいてるみたいなやつ)を
着けているのがチラチラ見えてるのだ!!

私は目を疑った。
こんな朝の9時台に県道のところでアンタ,なんちゅうカッコしてんのッ!?
まさか,このお店,そーゆうお店!?
いやいや,そんな筈はない。
だって,すぐ後方に小学校が建っているのに,そんなお店を建てていいわけがない。

いったい何のお店か?と看板を凝視すると,そこには
「カギ110番の店・合鍵すぐ作ります。」
と書いてある。
よく,ありますよね,こういうお店。

しかし,カギ屋の店員の若い女性が超ミニのチャイナドレス・・・
うーん,いったいどこへの扉の鍵を開けてくれるのだろうか・・・
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