Let's walk !

2009年04月30日 11時57分14秒 | Weblog
趣味は読書と野球観戦です。

と,ここだけ読むと,
まるで50代男性サラリーマンのプロフィールのようだが,
私の趣味なのである。

そんなオッサンまる出しの私の趣味に最近加わったのが
ウォーキング。
ま,これもそんなに若々しくてたまらん趣味ではないけど。

3月頭くらいから始めて,これがずっと続いている。
3日坊主で終わるかと自分でも思っていたのが,意外や意外,
とっても気持ち良くて止められないのである。

40分間を目標に歩いている。
最近は速度がアップしたのか,同じ時間歩いていても,
ずいぶん遠くまで行けるようになってきた。

季節が直に五感で感じられるのもお気に入りのポイント。
花,緑,風,日差し,また道行く人の服装などなど,いろんなところから
季節の微妙な変化が感じられる。

愛犬「みど」がいつも連れて行ってほしそうな顔をするのだが,
アイツと一緒だといちいちストップしてしまうので,
ウォーキングと犬の散歩は別個にさせてもらっている。
許せよ,みど。

さて,ウォーキングに欠かせないのがipod。
これで音楽を聴きながらとそうでないのとでは,楽しさが全然違う。
仕事がら,どうしても覚えなくてはならない曲,
聴いておかなくてはならない曲,も入れておくが,
できれば,そういう「ねばならぬ」な物は極力避けたい。
その日の気分によっては,オーケストラのもの,
ピアノのソロのもの,オペラ,カンツォーネ,
JPOP,昭和の歌謡曲と,種々雑多なものを聴く。

4月初旬の散歩コースでのこと。
いつもの道に少し飽きて,車で遠くまで出た。
そして,川沿いの公園に停めて,そこから土手を歩き始めた。
平日の昼間だったせいか,殆ど人は居なかったので,
大きく腕を振り,消費カロリーをできるだけ上げるべく
わっせわっせと歩く。
(この歩き方は近所を歩く時は恥ずかしい。)

気候も暑からず寒からず,ちょうどよく,私もだんだんノッてきた。
今日のBGMは昭和の歌謡曲より,松田聖子。
やっぱり,この人,歌が上手い!
聴くたびにしみじみと思う。

大学のクラスメートのカンちゃん(女子)が,松田聖子の大ファンで
一度,コンサートに一緒に連れて行かれたことがあった。
ライブでも彼女の歌声は劣ることなく,のびやか,且つ涼やかであった。
カンちゃんは,オペラグラスをのぞきながら叫び声をあげた。
どうしたん,と訊くと
「聖子ちゃんと目が合った・・・」
と彼女は言った。
だいぶん重症患者である。

さて,ウォーキングは快調に進む。
数々の聖子ナンバーにも後押しされ,足がどんどんと前へ。
気持ち良くなった私は思わず一節うなった。
「あ~~~ッ泣かないでメ~モリ~ズッ♪」(「瞳はダイヤモンド」)

その時,土手で人影がこちらを振り返った。
土筆とりに来ていたおばあさんだった。
あ・・・そう言えば,人が殆どいない,って安心しきってたけど,
それは歩き始めた位置だったわ・・・
気づいたらだいぶ遠くまで来てたわ・・・

私の「瞳はダイヤモンド」におそれおののいた見知らぬおばあさんは
気付かなかったフリをして(もう遅いわッ),また土筆とりに
精を出し始めたのであった・・・。

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またやっちゃいました

2009年04月14日 10時22分53秒 | Weblog
今朝はかなりの雨が降っていた。
多少気が滅入りつつも,いつものようにお弁当を作り,
ダンナと息子に朝ごはんを食べさせ慌ただしく支度する。

雨の日は駅への道も車が混むので気忙しい。
のろのろと準備をする息子にハッパをかけ,
いつもより少し早目の時間に
あたふたと車に乗り込み,送っていった。

駅で息子を降ろし,また家へと戻る。
起きてから2時間弱のこの時間のせわしなさといったらない。

でもここからは私の時間。
朝から頑張った自分へのご褒美に,熱いお茶を入れ,
一息つく。
あぁ,至福の時。

おっとその前に愛犬「みど」へごはんをあげるのを忘れてはいけない。
納屋へ行き,ドッグフードを器に入れる。
今日はどしゃ降りなので,片手に傘,片手に器,という状態である。

「みど」が犬小屋から顔だけ出して,嬉しそうに待っている。
はいはい,今行きますよー。
犬小屋のところへ差しかかったまさにその時である。
一瞬何が起こったのか,私にはわからなかった。
気がついたら,雨でどろどろにぬかるんだ地面にお尻からすっ転んでいた。
そう,コントか,アニメでしか見ることができないくらいの
あまりにもきれいな滑り方で,コケてしまったのである。
きっと,「ツルッ」という字幕が出ていたに違いない,とすら思わせるほどの
見事な滑りっぷり。

「みど」はそんな私に多少驚きつつも,地面に
こぼれたドッグフードをいやしく食べ始めている。
こらーッ,まだおすわりとお手をしてないだろうがーッ
何,これ幸いって感じで食べちゃってんのーッ

しかし,実際に怒る気力は今の私には残っていなかった。
先ほど書いたように,片手に傘,片手に器だったのと,
あまりの滑りっぷりで瞬時ので出来事だったため,
足や膝などをついて庇うこともなく,全身泥まみれになっていたからである。

痛いのと,汚いのと,情けないのとで,半泣きになりながら家の中へ入り,
まだ身支度中で家にいたダンナに
「コケた・・・」
と告白。
彼はあまりの私の汚い姿に絶句していた。

グスン・・・テンションガタ落ちや・・・
本当はこの時間は私の至福の時なのに・・・

「あんた,この事ブログに書いとき・・・」
と私の腰に湿布を貼りながらダンナがつぶやいた。
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少年大集合・中2編

2009年04月13日 13時00分35秒 | Weblog
息子の友人たちがよく我が家へやって来る,という話は
以前にも書いた。(2008年6月27日「少年大集合」参照。)
それは今も変わることなく,
休みの日になると少年たちがわっさわっさと群れて遊んでいる。

変わったことと言えば,彼らも中学2年生になり,それぞれ
デッカクなったこと。
小柄なうちの息子ですら,私の背を追い越してしまった。
大柄な子では,175cmもある。
見上げるようだ。
彼らが,一部屋でワイワイしていると,もう限りなくむさくるしい。

そう,むさくるしい,これが今の彼らにあてはまる言葉だ。
顔もそれぞれにニキビが出てきて脂ギッシュ(←死語?)。
声変わりを完全にした子と「移行中」の子がいて,
「移行中」の子はなんだか,声がガサガサしていて聞きづらい。

いや,ニキビだの,声だのはまだいい。
男子中学生ってどうしてあんなに「クサイ」のでしょう。
もちろん,加齢臭などよりははるかにマシだが,
なんちゅうか,こう,「部室」的なニオイでむんむん。

先月のこと,学校が卒業式だけで終り,部活も何もなく帰れる,ということで,
学校からそのまま息子と友人たちがやってきた。
最寄りの駅まで車で迎えに行き,定員ぎちぎちの状態で乗せる。

「おじゃましまーす。」
と,ニキビ面&声がっさがさの連中。
性格はどの子も素直で可愛いのだ。

中2男子で満杯の愛車はよろよろとスタートした。
ほどなくして,なんとも言えないニオイが車内に充満してきた。
な・・・なんか・・・アンタたち,いつもよりスゴクない・・・?

そうなのだ。
犯人は「学生服」!
そうか,いつもは私服だけど,今日は学校帰りだった!
毎日洗濯できるもんじゃないので,それぞれの学生服は
汗,脂,弁当,などなど様々なもののニオイを相当に吸い込んでいると思われた。
息子の学生服だけではそうも思わなかったがこのように密室で何人もいっぺんに
となると,それはもう,アウシュビッツもかくや,というありさまであった。
心なしか,目までチカチカしてきた。
彼らはそんな私の異変には全く気づくことなく,
キャッキャキャッキャと盛り上がっている。

これは拷問である。
特に,私は鼻がすごく利くのだ。
できるだけ口で呼吸をするようにして家まで連れて行き,彼らを降ろした。

降ろしても車の中にはなんだか「もわ~ん」とした空気が籠っていた。
なんか,生臭いような,カビくさいような。
恐るべし,中2男子。

鬼のようにファブリーズをシュッシュとスプレーしまくった。
は~,これでひと安心。
いつもの快適な車内の空気に近くなった。

しかし,夕方また駅へ彼らを送っていったら,その努力は露と消えた・・・。
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衝撃走る

2009年04月04日 21時08分00秒 | Weblog
自分の年齢を感じる瞬間というのはいろいろあると思うが
みなさんはどんな時でしょうか?

私は,過去いろんな時にそれを感じてきた。
まず,テレビで見る高校球児が自分より年下になった時に
あー,大人になったんだ,と思った。
そして,横綱が自分より年下になった時も同じように感じた。

衝撃的だったのは,武田鉄矢が初めて金八先生を演じた時。
なんと,それが30歳そこそこだったというのを,わりと最近知った時に
愕然とした。

先日,懐かしのアニメ主題歌か何かの番組をやっていて,
天才バカボンの曲が流れていた。

「♪西から昇ったおひさまが~♪」

というのはオープニングテーマなのだが,
エンディングテーマも流れていて,
懐かしいなー,と思いながら聴いていた。

♪枯葉散る白いテラスの午後三時~
じ~っと見~つめて~ほし~いのよ~
特別の愛で~ふるえてほしい~
41歳の春だから~~

・・・んッ????
「41歳の春」・・・・????

えーーーーーーーーッ
私,バカボンのパパと同じ歳になったのーーーーーーッ

受けた衝撃は武田鉄矢の時に受けたそれの数万倍であったことは言うまでもない。
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