姪のN

2011年04月29日 19時37分48秒 | Weblog
コメント欄がキダタローでおそろしく盛り上がってだいぶん経ちます。
久々の更新です。
あまりに更新を怠っていて,日に日にこのブログへのアクセス数が減っていて,
危機感を覚えました。
みなさーん,更新が遅くてもお見捨て無きようお願いしまーす!!

さて,この前の日&月は,仕事で神戸,大阪へ行っていた。
月曜日の午前で仕事を終えると,私は西宮まで向かった。
姪のNが,この春から某大学に進学し,西宮市で一人暮らしを始めたので,
会いに行きご飯を食べさせるためである。

Nは実家の兄の次女である。
(ちなみに三姉妹。長女は以前ブログにも登場済みのS。2011.1.3記事「実家にて」参照。
 三女はこの春から高校生になったうちの息子と同級生のY。)
Nが1歳半くらいまで,私は実家に居たので,
彼女の世話をよくしたものだ。

夫が
「娘さんと結婚させてください。」
の挨拶に来た時のこと。
その一言を夫が言おうとした,今まさにその時,
Nが座敷へワーッと乱入してきて私の父の膝へ上がり,
お茶をガラガラガシャーンとこぼしてしまい,
夫は完全に出鼻をくじかれた,ということもあったなー。

また,結婚式には,同僚や先輩がヤマハのマスコット人形(「なあーにちゃん」という名前のキャラクター)
を使って出し物をしてくれたのだが,
Nがその「なあーにちゃん」を(彼女の体と同じ大きさくらいあった),
披露宴の会場中ズルズルと引きずって歩いていた。
その模様がビデオにも映っていて,Nの姿は「なあーにちゃん」にすっぽり隠れてしまっていて,
まるで「なあーにちゃん」が一人でズルズルと這いずりまわっているように見える,という
なんとも不可思議な映像が残った。

姪って,我が子とはまた違う可愛さがある。
甥っ子さんや姪っ子さんをお持ちの方は,きっとおわかりいただけるはず。
やはり,私もその三姉妹が可愛くて,ついつい気にかけてしまう。

兄曰く,Nが三人の中でも一番私に似ているらしい。
Nや私は,自分のことなのでそう言われてもピンとこないのだが,
高校生くらいの時の写真などは,確かに似ているなと思うこともある。

性格も一番Nと私が似ている気がする。
寂しがり屋なくせに,一人であれこれする時間が好きなところや,
マイペースで,自分の段取りが狂うことが何より苦手なところなど,
共感できることがいっぱいある。

そうか,だから Nは今ちょっとへこんでいるのだ。
思えば私もそうだった。
寂しがり屋なので,大学に入ってしばらくはホームシックになり,落ち込んだ。
自分のペースがなかなか定まらず,そのことにもストレスを感じた。
また,食いしん坊なところもよく似ていて,
母の料理が食べられないこともストレスに感じた。
入学してすぐのGWには実家へすっ飛んで帰り,母の料理をたらふく食べたっけ。

話はそれるが,結婚した当初も同じような感じになったものだ。
遠くの地へ来たので,知ってる人も殆どいないし,
生活のペースがつかめずにストレスがたまるし,
ホームシックでメソメソしたものだ。
今,思うと,なんと弱っちい小娘だったのだろうか。

兄が言うには,現在Nは慣れない暮らしでいっぱいいっぱいになっているらしく,
ちょくちょく弱気なメールが入ってくるらしい。
それで,美味しいものでも食べさせて,ゆっくり話でもしようと思った次第。

最寄駅で待ち合わせをした。
彼女の大学の最寄駅で,しかも授業が終わる時間なので,
おびただしい量の学生がわんさかわんさかとやって来た。

Nと落ち合い,イタリアンのお店へ連れていく。
時々コメント欄にご登場のN氏よりご紹介いただいたお店。
姪Nはイタリアン料理が大好き。
入ってメニューを見た途端,目をキラキラさせて
「何でも頼んでもいいの?」
と言った。
「もう何でもええよ!好きなものどんどん食べなさい。」
と言うとNは顔をほころばせ,メニューをガン見しながら悩みだした。
一人暮らしで慣れない料理を作ってはいるようだが,
どうしても簡単に肉を焼く,とかそういう系の料理になりがちなので,
久々に魚介類を食べたい,というので,好きにさせた。
マグロやイカのカルパッチョ,鰆とじゃがいもの蒸し焼き,などなどを
Nはぺろりと完食した。
見ていて気持ちのいいものである。
ちょっとしたパトロン気分を味わった。

思えば,こうして私も若いころには,年長のいろんな方々に
御馳走していただいたり,助けていただいたりしながら,ここまでやってこれた。
そして,これからは息子がいろんな方々にお世話になっていくことだろう。
人生,こうしてお世話したりされたりして,ぐるぐる廻っていくのだなぁ。

明るい笑顔になったNを見て,安心して帰途についたあさひなのでした。

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息子の新しい担任の先生

2011年04月07日 16時23分47秒 | Weblog
今日は息子の高校の入学式でした。

中高一貫校なので,中にはもう高校のほうの入学式はパス,
という,あっさりとした保護者もいらっしゃるが,
うちは一人っ子でもあるので,私自身の「思い出作り」と
「人間観察」を兼ねて行って参りました。

3年前の,中学の方の入学式へは,ママ友のHさんがご夫婦そろって出席する,
ということだったので,我が家もそれに倣った。
(さすがに今回は私だけにしたが)
で,中学入学の時には,右も左もわからず,いろんなものを見聞きしては,
「へぇーー」
「ほぉーー」
と驚いていた。

中でも驚いたのは,先生方のキャラの濃さだった。
中等部も高等部も一緒に入学式を行うので,担任紹介も両方いっぺんにされるのだが,
高等部の方の先生に,群を抜いて目を引く先生がいた。
夫と私は目を見張った。
髪型がキダタローそっくりだったのである!!!

こ・・・こんな先生がいるのか・・・
と,度肝を抜かれた。
まぁ,高校生ならこれくらいキャラの濃い先生でいいのかな(って,どういう納得の仕方なの)。

そして,今回の高等部の入学式。
また,中学,高校両方の担任紹介があった。
中等部のほうの紹介がすみ,高等部のほうへと進んだ。
遠目だったので,やや背を伸ばすように,檀上を見つめた。
えーっと,息子の担任は・・・っと・・・

キダタローやーーーーーーーーーーッ

思わず笑いそうになったが,なんとか耐え忍んだ。
式が終わり,それぞれのホームルームへと移動。

間近でのキダタローはそれはそれは,ド迫力であった。
汗をかきながらの大熱弁だったのだが,申し訳ないことに,
私はキダタローの話そっちのけで,髪型をガン見。
何を話してらっしゃったかあまり覚えていません。

よく見ると,キダタローほどには髪をカッチリと撫で付けてはいなかった。
しかし,うーん,キダタローとしか例えようがないんだなー。

あー,今から,夏休みの三者懇談が楽しみッ
じっくり間近で見るチャンス。

と,今日も手ぶらでは帰ってこなかったあさひなのでした。
コメント (14)
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