愛犬みどのご乱心

2011年08月29日 20時20分15秒 | Weblog
1カ月以上前の話になるのだが,いろいろネタが他にあったので,
今回このことを書きます。

長い読者のかたは,愛犬みどの予防注射の話を
毎年のように読んでくださっていると思う。
(よかったら,2008.6.26「愛犬の予防注射」および
 2010.6.28「愛犬みどの成長」を先に読んでくださると話が早いです)
今年もやっぱり例年のごとく,
よそのご家庭よりはかなり遅めの7月に行って参りました。

これも例年の通りなのだが,待合室はみどを除いて雑種率ゼロ。
今年も肩身の狭い思いで縮こまりつつ待つ。
しかも今日は小型犬ばっかり来てるから,
中途半端にでっかいみどはまぁ,嵩高いこと嵩高いこと。

これまた例年のごとく,長い舌をだらりとたらし,
「ハッハッハッハッハッハッ
 ハッハッハッハッハッハッ
 ハッハッハッハッハッハッ」
と喘いでいる。

しかし,私は今年は学習している。
毎年みどが待合室でハッハッとやっては,
床をヨダレの洪水にしてしまうので,
今回は何枚もの雑巾を持参してきた。

みどがハッハッと喘いでヨダレをボタボタとこぼす度に,
私はサッと床を拭く。
見事な連携プレー。
ハッハッ→ボタボタ→サッ
ハッハッ→ボタボタ→サッ
ハッハッ→ボタボタ→サッ
どうよ,このコンビネーション。

あと,お水とそれを飲ませる為の容器も持ってきていた。
自分の用意周到さに惚れ惚れした。
普段使っているきったない容器はあまりにも恥ずかしいので,
スヌーピーの絵の真っ赤な可愛い容器を
このために持ってきた。
「みど,喉が渇いたねー。お水あげようねー。」
と,聞えよがしに言う私。
スヌーピーにペットボトルから水を注ぐ。
しかし!みどは一瞬嬉しそうに顔を近づけたものの,
訝しげに臭いを嗅ぎ,口をつけようとしないのだ!
新しい容器に何やら警戒心をあらわにしている。

えーーーーーー
いつもの柄の取れボコボコにへこんだ雪平鍋が良かったんですかーーーーーー

いらんお節介をしてしまったようだ。
みどは喉がたいそう渇いているであろうにもかかわらず,
一口も水を飲むことなく耐え忍んだ。
すまんのう・・・
私がええかっこしたばっかりに・・・

みどのハッハッは加速していった。
その日は,間に急患でも入っていたのか,
予約時間よりずいぶん過ぎても名前を呼ばれず,
「ハッハッハッハッハッハッ
 ハッハッハッハッハッハッ
 ハッハッハッハッハッハッ」
と,
「ハッハッ→ボタボタ→サッ
 ハッハッ→ボタボタ→サッ
 ハッハッ→ボタボタ→サッ」
で,悪目立ちしてしまっていることがいたたまれなくなってきた。

気持ちを逸らすため,壁に貼ってあるいろんなポスターなどを観る。
中に,犬の年齢を人間の年齢に換算した場合の早見表が貼ってあった。
単純に1年で何歳,というものでもないらしい。
えーっと,みどは5歳だから・・・
と表を目で追うと
「36歳」
と書いてあった。

そこそこオッサンですやん…

私がいつも
「みど~~~~~」
と言いながら鼻と鼻をつき合わせて抱擁していたのは,
36歳のオッサンだったのか!

軽いショックを受けている頃,やっと
「みどちゃーん,診察室へどうぞー」
と呼ばれた。
やっぱりみどはビビリのヘタレ犬なので,
今回もビクビクしていた。
いや,昨年は少しマシだったのだが,
今年はどうも尋常じゃなくそわそわしている。
診察台へも金輪際乗ろうとせず,仕方なく
上半身を私が,
下半身を看護師さんが
抱えてようやく乗せた。
(なんせデッカイので)

そして,事件は起こった。
体温を測る時のこと。
お尻に体温計を入れて測るのだが,
毎年は特にどうということはないのに,
今年は何が気に入らなかったのか,
先生が体温計をぷすっと入れた途端,
「ウーーーーッガルルルルルルルルッ」
と今まで聞いたことのないような唸り声を出し,
みどの上半身を押さえていた私のアゴをがぶりと噛んだのだ!!!!!

先生,看護師さん,一同緊張が走った。
私はアゴに痛みを感じて手をやると,つーっと血が出ていた。

ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーー
噛まれたーーーーーーー

そんなに大きな傷ではなかったが,さくっと切れている。
みどはハッと我に返ったような顔で
「あ,あ,あさ,あさ,あさひさーーーーーーんッ
 オレ,オレ,何があったんすかねーーーーーー」
と言わんばかりに,おどおどしている。
その目はとんでもないことをやらかしてしまった,
という自戒の念でいっぱいだった。
しょうがない,ここはこらえることにしよう。

傷は小さいもののハッキリと残ってしまい,
鏡を見るたびにあーあ,と思ってしまうのだが,
こういうことも含めて,犬を飼うっていうことを覚悟しなくてはならない,
と,自分に言い聞かせる。
まぁ,嫁入り前でなくて良かった,ってことで。

それにしても,みど,アンタ,お尻に何か入れられたのがイ相当ヤだったんだね・・・
まぁ,お尻に何か入れられて喜ぶような犬は,もっとイヤだけどね・・・
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夫のメガネを新調

2011年08月21日 13時28分10秒 | Weblog
夫のメガネを新調しに行ってきました。

夫はド近眼ということは以前にも書いた。
近眼,乱視,に加えて少々老眼も始まり,
もうメガネなしでは何もできない。

今のメガネの度が進んだわけではないが,
レンズに細かい傷がいっぱいになってきたらしく,
見え方がクリアでないそうなので,新調することにした。

本人はフレームも買い替えるつもりでいたらしい。
しかし,私は,彼が今使っているフレームがとても良いと思っていたので,
レンズだけ換えればいいのにと思っていた。
実際,今のフレームよりも「いい!」と思えるデザインが見当たらず,
結局,レンズだけの交換になった。
30分ほどで仕上がる,とのことだったので,
どこかでお昼でも食べようか,ということになった。
息子のKは今日は模試で学校に行っているので
昼食のために家へ帰る必要もないし。
で,当たり前なのだが,フレームを新しくしてないので,
今かけているメガネを置いていかないと,
メガネ屋さんもレンズを換えられない。
かくして,メガネを着用しない夫と昼食に出かけることになった。

夫は
「アンタ,運転してや。」
と言った。
おー,そうか,いきなり,こういうことになるのね。
夫の車で来ているからなー。
しかし,私は殆ど夫の車を動かしたことがないので,
緊張が走った。

まず,エンジンのかけ方からしてわからない。
スタートのボタンを押すのだ,と言われ,おずおずと押してみる。
そして,シフトに手をかけようとして,手が空を切った。
私の車はコラムシフトなのだが,夫のはそうではないので,
思った場所にシフトがなかったのだ。
んもう,調子狂うわー。

なんとかかんとかして,ようやく車はスタート。
「緊張するわー,緊張するわー」,
と言いながら,わなわなと運転する私に,夫は
「あのな,危なくても,オレ,何にも見えてないから,
 『危ない』とも何とも言うてやれんし,自分で判断してな。」
きぇぇぇーーー,ますます緊張するぅーーーー

なんとか,ファミレスに到着。
混んでいて,ちょっと離れた場所の駐車場へ停める。
(もちろん,停めるのも一苦労。)
今日は雨がざんざん降っている。
そんな中を駐車場から歩いていったのだが,
夫が,幼児のように,水たまりへバッシャンバッシャンと入りながら歩く。
「ちょっとちょっと,やめてよねーー」
と言うと
「すまん,見えてないんや。」
と言った。
そ・・・そうか・・・
ド近眼は本当にツライね・・・

料理を決めるのも一苦労。
テーブルの上に置いてあるメニューに
顔面がくっつきそうになるほど近づけてじろじろ見ているさまは,
まるで棟方志功のようであった。

それからも,料理が来るたび,
いちいち顔がくっつきそうになるほどじろじろ見て,
挙動不審なことこの上なかった。

夫は出会った時からずっとメガネ着用なので,
昔のCMのコピーではないが,
「メガネは顔の一部です」
という感じでこちらも接していたので,
ひとたびメガネがないとこんなに不自由なんだなぁ,と
今日あらためて思った。

レンズを交換し,ピカピカのメガネ
(フレーム交換はしてないが,サービスで綺麗にしてくれたらしい)
をかけて,ゴキゲンの夫。
「は~~~~よく見えるわぁ~~~~~」
とご満悦。
そりゃあ良かったねぇ。

それにしても,メガネがないと,何もかも私の手助けなしには動けない夫。
ということは,何か言うことをきかせたい時には,
メガネを隠してしまえばいいわけだな,
と良からぬことを考え,一人ほくそ笑む鬼嫁あさひなのでした。
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お盆休み終了

2011年08月19日 10時56分06秒 | Weblog
8日間のお盆休みも終わり,
今日の午後よりまたお仕事再開です。

誰しもそうかと思うが,休みが明ける前って憂鬱になる。
特に直前,仕事再開の前夜などは
「私は社会復帰できるのであろうか?」
と,大袈裟にも思えることを感じてしまう。

グループレッスンという仕事の性質上,
人の前でテンションを上げて話したり,歌ったり,弾いたり,
ということが,
休み明けには不安になる。
噛まずに話せるだろうか?
きちんと歌えるだろうか?
指はちゃんと動くだろうか?
と。

講師になって1年目の最初の夏休みのこと。
1週間の休みが明けて久しぶりにレッスンをしようとしたら,
高い音域が出にくかった。
そうか,毎日歌っていると,声域って広がるけれど,
ひとたび休むとこんなに狭まるんだな,と痛感したものだ。
以来,休み明けには気をつけてケアしている。

年に3回,年末年始,GW,お盆,
というふうにまとまった休みがあるが,
以前は,その休み期間中にも
楽譜を書いたり,練習をしたり,というふうに
結局仕事を家ですることが多かった。
しかし,昨年の夏から極力それはやめることにした。
そのほうが,気持ちの切り替えがうまくいくのだ。

それだけに,休み明けの
「社会復帰できるだろうか・・・」
という不安は大きいが,ひとたびレッスンが始まってしまえば,
なんということもなく,通常の自分に戻れる。
それならば,やはり,休みの間はきっちり休みとして
休息にあてるほうが良いと思った。

もちろんそれは人によってやりかたは違うとは思う。
しかし,仕事とプライベートの区別がつきにくいというか,
どうしても家に仕事を持ちこむ職種なので,
せめて,長期休暇の時くらい仕事から離れるのが私には良いようだ。

今回も,
・映画を観に行く(「阪急電車」「一枚のハガキ」)
・ゆっくりと本を読む
・友人と会って食事する
・じっくりと愛犬みどをかまう
・実家でのんびり過ごす
・故郷で友人たちと会う
・買い物に行く
・テレビでゆっくりナイターを観る

などなど,幸せな時間を過ごすことができた。
考えて見れば,本当に幸せなことだ。
みんなが健康で過ごしているからこんなに
呑気な時間を持つことができるわけで。

まぁ,途中,息子の財布事件で慌てたが
ちょっとしたスパイスだったというふうに捉えることとしよう。

今日からまた頑張ります。
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息子の人生勉強

2011年08月16日 21時25分21秒 | Weblog
昨日は市の花火大会があった。
息子は学校の友人2人に誘われ,男3人で観に行った。
相変わらずむさくるしいのう。

毎年8月15日に花火があるのだが,
いつも実家へ行っていたため観ることはなかった。
しかし,今回の帰省は12日~14日までだったので,
息子は初めて花火大会に行くことになったのだ。

以前からもちょくちょく書いたことはあったが,
息子は,何か考え事をし始めると没頭してしまい,
とんでもないミスをやらかすことがよくある。
なので,初めて花火大会へ行くにあたり,
私は諸注意を息子に与えた。

①財布をすられないようにすること。
②変な輩にからまれないようにすること。

①に関して。
とにかくすごい人込みなので,財布の管理をしっかりさせないと,
あんなぼーっとした子,いいカモになってしまう。

②に関して。
まぁ,温厚な友達ばかりなので,
ケンカを売ったり買ったりするようなことはないとは思うのだが,
知らん人の巻き添えを食う,ということもあるかもしれない。

まぁ,それでも大なり小なり何らかのアクシデントはあるやろなー,
奴のことだからなー,
と思いつつ,4時過ぎに,いってらっしゃーい,と,最寄り駅まで送って行った。

昨夜は夫も仕事から帰るのが遅かったので(彼はお盆も暦通りに仕事),
私は家でのんびりとDVDを観たり,本を読んだりしながら過ごしていた。
あー,極楽極楽。

もうすぐ息子から,駅まで迎えに来て,と電話が入る頃だなー,
と思っていた頃,電話が鳴った。
案の定,息子からだ。
「もしもーし」
と出ると,息子が消え入りそうな声でこう言った。
「財布なくした・・・・・」

おいおーーーーーーーーーい
行く前にあれほど言っただろうがーーーーーー

「えッッッ,で,今,どうしてるのッッッ」
「探してる・・・・・・」

私は頭をフル回転させた。
えーっと,まず何からどうすれば・・・
すると電話の向こうで息子が誰かと何やら話している。
道で警備をしている市の職員の人に,どうすればいいか訊いているようだ。
最寄警察の電話番号を教えてもらったらしい。
今から連絡して届出がないかどうか尋ねる,と彼は言った。

私は,息子と一緒に行ったお友達の事が気になった。
巻き込んで帰りが遅くなったのでは,ご両親に申し訳がない。
友達には先に帰ってもらうように息子に言い,
一旦電話を切り,もう一度息子の連絡を待つことにした。

警察に届け出ても,なかなか望みは薄いだろうなと思った。
ましてや,すられたりしたのだったら,届け出られる可能性などない。

しばらくして息子より連絡があり,一応警察に届けたということだった。
私は,そこまで迎えに行くから待ってなさい,と言い電話を切った。
本当は最寄駅まで電車で帰らせるつもりだったのだが,
定期券も財布に入っていたため,帰る手段がないのだ。
わーーーーーん,定期,まだだいぶん期間が残ってたのにーーーー
あと現金は,息子がじいちゃんからもらったばかりのお小遣い五千円や
その他にはバスのカードも入っていた。

市街地まで迎えに行くと,息子は憔悴しきっていて,しょげかえっていた。
「ごめんなさい・・・・・」
顔は土色だった。

私はトホホ,と思ったものの,怒る気にはなれなかった。
いい勉強をしたのではないかな,と思った。
息子は,順調にいけば,数年後には大学進学でこの家を出て,
一人暮らしを始めることになる。
なのに,今のような,何かに没頭すると何かが抜け落ちる,
などということばかりしていたのでは,絶対危ない。
これは,彼の性根を直すチャンスだと思った。

しょげかえる息子に,

・今はクレジットカードや銀行のカードがないからまだ被害が少ないけれど
 大人になったら,財布と一緒にそういうものも失う。

・今は身分証明書が未成年のものなので,
 それで消費者金融から勝手に借金されるなどということはないが,
 成人したらそういう恐れもある。

・身分証明書を悪用されて,犯罪に使われることもある。

ということを,ひとつひとつゆっくり話した。
彼は神妙な面持ちではい・・・はい・・・と聞いていた。

息子はぐったり疲れたらしく,帰るなりシャワーを浴び床に就いた。
私もなんだか疲れてしまった。
息子が部屋へ行きほどなくして夫が帰ってきた。
ことの顛末を話すと,夫は呆れていたが,私と同意見で
「まぁ,こんなもんですんで良かった。少しばかり授業料を払ってええ勉強したやろ。」
と言った。

朝になっても,息子はまだしょげかえっていた。
私があれこれ家事をしていると,義母が離れにやってきて,
「あの子、『ばあちゃん,何かアルバイトさせてくれ』って言うから
 今,いろいろ,仕事を頼んだよ。」
と言った。
(義母はもう昨夜は早く寝てしまっていたので,財布事件のことは言わなかった。
 ややこしくなりそうなので,言わないままにした。)
息子は,母屋の方で米を運んだり,風呂を洗ったり,といろいろ手伝っていた。

息子はたくさんの手伝いを終え,
ばあちゃんから「バイト代」をもらい私のところへやってきた。
「かーちゃん,定期代,ごめんなさい。お金すこしずつ払うから。」
と言った。
それでバイトさせてくれ,とばあちゃんに頼んだんだな。

別に定期代に事欠くほど私も困っちゃあいないが,
息子のその気持ちが嬉しかった。
だいぶん反省していて,自分にできることをしようとしている。
一人っ子でぼーっと育ってしまったが,一応考えたのだ。

もう一度,
「これは,あんたにとっていい勉強になったんだからね,
あと,一緒に探してくれるお友達にも恵まれて,幸せ者なんだからね」
と,息子に言った。

今日は息子は塾へ行くことになっていたので,最寄駅へ送っていった。
定期券がないので,回数券を買うことにした。
いつもは,駅の前で降ろして帰るのだが,
今日はなんとなく私も車から降りて,回数券を買おうとした。
すると,駅員さんのテーブルの上に何やらファックスが1枚置いてあり,
定期券のコピーが写っていた。
そこには息子の乗り降りするそれぞれの駅名と,
息子のフルネームが書かれているではないか!!!!

私は駅員さんに
「すすすすす,すみませんッ
 そのファックスですけど,うちの子のことじゃないかと思うんですけどッ」
と詰め寄った。
すると駅員さんが
「あー!これねぇ,さっき○○駅(息子が乗り換える駅)からファックスが来て,
 財布の届け物があったんだけど,中にこの定期が入ってたから,
 購入者の記録を調べてくれ,って照会があったんですよ。」
と言ったのだ!!!

「それッ,うちですーーーーーーーーーーーーッッッ」

私と息子は小躍りして喜んだ。
やったーやったー
この世の中,捨てたものではない。
きちんと届けてくださるかたがいらっしゃるのだなぁ。

息子は心なしか目が潤んでいる(大丈夫か,オイ)。
人の情けが心に染みたのだろう。
「アンタねぇ,これから,何か落し物があったときは,
 まっさきに拾って届けてあげるんだよ。
 自分がしてもらって嬉しかったことをいつまでも覚えておくんだよ。」
と言うと,
「うん,うん」
と満面の笑顔で喜びを表していた。

財布の中身は奇跡的にそっくりそのまま残っていた。
1円も減ることなく。

どこのどなたかは存じませぬが(教えてもらえなかったらしい),
親切に届けてくださってありがとうございました。
息子はよい勉強をこの一昼夜でたっぷりしました。
親子して心がじんわりと温かくなった日なのでした。

ん・・・?
財布はそっくりそのまま戻ってきたよね,中身も・・・
で,息子は,「バイト」とは言え,
ばあちゃんにだいぶ色をつけてもらってお金をもらった・・・

おいおーーーーーい
結局のところ,お金増えとるやないかーーーーーい
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実家の兄と我が息子

2011年08月14日 08時53分39秒 | Weblog
帰省最終日。
2泊3日というのはあっという間で、
今日の夕方にはまた家へ帰ります。

実家の御飯は美味しいなー。
帰省するとつい太る。

コメント欄にちょくちょく御登場の、
nanakoさんとももママさんの3人でゆっくりお茶をする。
大の仲良し3人組です。
毒舌トーク炸裂。
気兼ねなく話せる仲っていいわあ。

さて、うちの兄の子は3人とも女の子なので、
実家へ帰ってくると、息子は兄の格好の遊び相手だ。
ちょっと出かけるのでも兄は息子を連れ歩いたりしている。

また、家の中では、
プロレスの技をかけ合ったり、
芸人のギャグをやり合ったりするので、
ドッタンバッタン、
キャッキャ、キャッキャ、
と騒がしいことこの上ない。

兄ちゃん…、
あなた、秋で五十路突入ですよね…
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民宿「あさひ」無事閉店

2011年08月12日 14時26分19秒 | Weblog
実家へ帰省。
今日から2泊3日です。

さて、少し前になりますが、
民宿「あさひ」は無事に閉店することができました。
んもう、めちゃ疲れたーーーーー。

お肉は、Sさんのアドバイスよりもたくさん買ってしまった。
夫と買出ししているうちに、
なんだかまだまだ食べられそうな気がしてきたのである。

ぱぴさんのアドバイス通り、鶏肉とウインナー、
yuccoちゃんのアドバイス通り、焼きおにぎりもしっかりと準備。

買い物から帰宅後、私は食器や飲み物の準備、
夫は少年たちと火起こし。
少年5人が猛烈な勢いで団扇で扇ぐ。
わりと簡単に火がつきました。

ところが、いざ、始まってみると、
これが、案外少年たちの食が細いのである。
うちの息子が大飯喰らいなので、そのつもりでいたが、
みんなそんなに旺盛に食べている様子がないのだ。

確かになんちゅか、こう、細身と言うと聞こえはよいが、
ひょろひょろとした体つきの子が多い。
え…
アンタたち、大丈夫なの…
そのわりに、炭酸飲料などはよく飲んでいる。
息子はこれまた、ほとんどお茶しか飲まない子なので、
そのことにも驚いてしまった。

ある子にいたっては
「パプリカが美味い」
などと言って、焼き野菜ばかり食べているではないか!
おいおーーーーーい
パプリカでは馬力は出んぞーーーーー

私の高校時代の男子生徒の食の記憶というと、
修学旅行先の北海道でのジンギスカンを
先を争うように食べていた光景なのだが、
今頃の男子高校生ってこんな感じの食の細い子が多いのだろうか。

その日の昼に出したカレー、
私はキレンジャー並みの大盛りで皿によそったのだが、
あれは大丈夫だったのだろうか。
皿はどれも空になっていたが・・・。
後にケイに聞いたところ、
「オレとH(この子は息子の次にまぁまぁ食べていた)が
手伝って食べた。」
と言っていた。
そうか・・・
そうなのね・・・

ちょっと彼らの食の細さに驚きつつも
楽しくにぎやかにバーベキューはすすむ。
愛犬みどがそわそわとこちらを見ている。
少年たちは、やたらとみどを気に入ってくれて、
さんざんかまって遊んでやってくれた。
みどもおにいさん達に全力で遊んでもらって
わっほわっほと大コーフン。

散歩も
「あ、ボクが行きたいです!」
と志願して何人も連れ立って行ってくれた。
いつも、私はみどの散歩はリードを短く持って
私の体のすぐそばにビチッと並ばせて歩かせるのだが、
少年たちはみどと全力疾走で走っていった。
みど、コーフン状態MAX。
帰ってきたみどは尋常ではないくらいにゼーゼーといっていたが、
目はキラキラとしていて
「あさひさん、あのね、おにいさんたち、とっても足が速いんですよ」
と言っているようだった。
すまんのぅ
いつも、私がリードをぎゅうぎゅうに締め上げてのぅ

食が細いことは気になったものの、
みんなそれぞれに温厚で可愛らしい子たちだった。
おもてなしするのは相当ハードだったけれど、
彼らが大人になり、もしまた人の親になったのなら、
その時はあなた達の子どもたちに同じようにしてあげてねー、
と心の中で願う、民宿「あさひ」の若女将なのでした。

なぜ私は「若女将」かって?
それは、影のドン「大女将」である義母が
常に目を光らせていたからに決まってるじゃないですか・・・
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少年大集合・高校生編

2011年08月08日 14時29分46秒 | Weblog
民宿「あさひ」,開店しました。
高校生男子がわさわさといるのは,実にむさくるしい。
「類は友をよぶ」のか何なのか,

昨日は一日中準備に追われた。
もうフラフラ。
大掃除がしんどかったわー。
年末よりも念入りにしたので,ゴミやら,いらないものを
どっさりと捨てた。

さて,お肉に関する回答もいろいろありがとうございます。
「さとみ」さんからのご回答はコメント欄に詳しくしてくださいました。
大学時代の友人「ぱぴ」さん(以前時々コメントをくれていた)は,
メールにて「鶏肉とウインナーでごまかしとけ」とのご回答(笑)。
うちの夫にいたっては
「ちょっと一杯飲ませてワケわからんようにさせてしまえ。」
と乱暴極まりない回答。

あかんあかーん
手が後ろにまわってしまう

さきほど,昼御飯にカレーをふるまったのだが,
意外にもそんなにたくさん食べる様子ではない。
みな,線の細い子たちだ。
息子が言うには
「俺がいちばん大食漢かも」
とのこと。

ちなみにこのカレーの準備も昨夜,大変でした。
ずっと台所に立ちっぱなしで腰が痛くなりました・・・。

さて,夜のバーベキューの準備にそろそろ取りかからねば
民宿「あさひ」,まだまだ,仕事がたっぷりです・・・。
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見当もつかない

2011年08月06日 21時35分02秒 | Weblog
学生は夏休みまっただ中ですね。
世の親御さんがたも,あちこちへ子ども達を連れていったりなど,
振り回されて大変な毎日でしょう。

うちの息子はもう高校生なので,
「どこかへ連れてってよ~~~」
などとゴネることもなく,その点は楽なのだが,
今年はすごいことを言い出した。
なんと,来週友達を4人連れてきて,うちへ泊めたいと言うのだ!!

えっ,4人ですか…?
アンタ入れて5人のムサい男の子たちですか…?

でもまぁ,息子もこういうことをしてみたいんだろうね。
その気持ちもわからないでもない。
いっちょここは頑張ってやりますか。
「民宿あさひ」の開店です。

まぁ,真夏なので,雑魚寝してもらえばいい。
掛け布団も大きいバスタオルとかでいいでしょう。

問題は食事だ。
昼はカレーライスかなんかにするとして,
夜はどうするか?
夫が
「外でバーベキューでもしてやるか。」
と言った。
おー,それいいじゃーん。

しかし,ふと思った。
高校生の男の子5人・・・
一体お肉をどれだけ用意すれば足りるの…?

見当もつかない。
単純に息子が食べる量×5ってことでいいのか?

このブログのコメント欄にちょくちょくご登場のyuccoちゃんに相談したところ,
「肉がなくなったら,あとはひたすら焼きおにぎりでも焼いて,
 それで腹を膨らませてもらう,っていう作戦はどうか」
との回答。
しかし,彼らがそれぞれの家に帰った後,
「○○くんちで肉をケチられて,あとは焼きおにぎりでごまかされた」
などと親にチクられたらたまったものではない。
これは充分に用意せねば。

しかし,その「充分」っていうのが一体どれくらいなのーーー

読者の皆様,何か良いお知恵を拝借しとうございます。
よろしくお願いいたします。
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今,流行りのミックス犬

2011年08月03日 10時24分33秒 | Weblog
昨日,めざましテレビを見ていたら「今,流行っている犬」
というのを特集していた。
すると,なんと!今,ミックス犬が流行っているというではないか!!

まぁ,この「ミックス犬」という呼び方自体,気に入らないのだが,
要は「雑種」ですね。
はい,うちのみどもその「ミックス犬」とやらです。

散歩をしていても,動物病院などへ行っても,
純血種の犬ばかりでいつも肩身の狭い思いをしていたが,
やっとみどの時代がきたー!

私は食い入るようにテレビ画面を見つめた。
すると,そこには,様々な犬がいて,
飼い主たちがインタビューに答えていた。
「ポメラニアンとマルチーズのミックス,『ポメチーズ』です!」
「パピヨンとコーギーのミックス,『パピコー』です!」
「スピッツとプードルのミックス,『スピプー』です!」

何やら,そこには私の想像したものとは違う世界があった。
そうなのである。
ここでいう,「今,流行りのミックス犬」とは,
父犬,母犬ともに純血種からの「ハーフ」犬のことで,
そこそこいいお値段でペットショップで取引されている犬なのだ!!!

「こ・・・これは・・・」
と,絶句する私に夫は
「これは『素姓の明らかな雑種』やな。」
と言った。
「素姓の明らかな雑種」・・・。
じゃぁ,みどは何なのようー,と詰め寄る私に,夫は冷静に言い放った。
「みどは・・・『流れ者』や!」

がーん
流れ者ってーーーーー

でも,言い返せない自分がいた。
素性の知れぬ捨て犬だもんなー,みどは。

でもね,でもね,シェパードとコーギーに似てると思うんだよね。
耳がピーンと立っていて,口が裂けていて,体が大きいところはシェパード。


体が黄土色で胸のところが白く,足先も足袋を履いたように白いところはコーギー。


で,みどがこれ。


ね?ね?イイ線いってると思うんだけど?

以前,書いたかもしれないが,動物病院で先生に
「うちの犬,シェパードかコーギーが混ざってると思うんですけど・・・」
と言ったところ,しばらくみどをあれこれ観察した先生は一言
「うーん・・・雑種と雑種の間にできた雑種やね。」
と言った。

がーん
雑種と雑種の間にできた雑種
キング・オブ・雑種

もうこうなったら,
「コーギーとシェパードのミックス,『コパード』です!」
と勝手に名乗ってやろうかしらん,
などと,考えているあさひなのでした。
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