先週見た映画「シェフ」。店をやめさせられたレストランのシェフがキッチンカーで再起を図るというお話でなかなか面白かったのですが。
そのキッチンカーで作る料理というのが故郷のマイアミで食べてその美味しさに驚いたキューバサンドイッチ。
映画を見ていた私もスクリーンから香りが漂ってくるような美味しそうなサンドイッチをどうしても食べて見たくなりました。
東京で食べられるところを検索すると上野に専門店が。ちょうど東京都美術館に行く用もあったのでその帰りに寄ってみました。
上野公園からパンダ橋を越えて東へ5分ほど。飲食店街から少し外れた雑居ビルの隙間にお店はありました。キューバサンドイッチ&デリ アイナマ。
キューバ人のロベルト君(日本語ペラペラ)が一人で切り盛りしています。
メニューを見て一番オーソドックスで人気のブルドポークのサンドイッチを注文。
長いパンの切れ込みに具材を挟んでパンの表裏に刷毛で溶かしバターをたっぷり塗って鉄板に挟んで上下から焼くというレシピ。映画で見たまんまです。
時刻はお昼時。平日なのにけっこう人が集まって来てさばくのが大変なようでしたがお客と軽口をたたきながらロベルト君は楽しそうに仕事をしています。
注文から10分ほど待ってようやく完成。キューバサンドのハーフ500円とキューバコーヒー200円。
お店に小さなベンチ&テーブルもありますが落ち着ける雰囲気でもないので5分ほど歩いて近くの公園のベンチに座りました。
こんな感じ。ブルドポークっていうのは焼いてからほろほろになるまで煮込んだ豚の肩ロース肉をフレーク状にほぐしたもの。
ふわふわでしっかり肉っぽくて美味しい。パンはバゲットほど固くなくコッペパンよりしっかりしているくらい。
バターを塗って揚げ焼き状態になった表面が予想以上にサクッとしていてすごく触感がいい。キューバサンドの神髄はこの表面の「サクッ」ではないかと思われました。
今回は何も乗せませんでしたが、サルサソースやハラペーニョなんかを加えてガツンとスパイシーにしたらもっと美味しくなりそうです。
他のキューバ料理もいろいろ試して見たくなりました。渋谷、恵比寿、広尾あたりにキューバ料理店があるようなので、そのうち定例会で使おう。
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