ありゃりゃサンポ

近現代の建築、町並みと橋が好き。
一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域をGPSで塗り潰し中。

裏高尾 旧甲州街道と高尾駅南口

2022年06月20日 | TOKIO散歩

甲州街道と旧甲州街道。都心からつかず離れずの位置で八王子までやって来ますが、高尾山にぶつかる直前から大きく南北に離れます。
古来より甲府方面との往来はこの道で小仏峠を越えるルートでしたが、明治21年に高尾山を挟んで反対の南側に路線が変更されました。
奥に見えているのは圏央道と中央高速が交差する八王子ジャンクション。

通りから見える浅川国際マス釣り場。すぐ横の清流の水を取り入れていいて泳いでいるマスが全部見えます。こういうのを釣り人用語で「クリアポンド」と呼ぶそうです。

高尾山トンネル出口。2014年完成。
茅ヶ崎あたりから始まって、海老名で東名と、八王子で中央高速と、鶴ヶ島で関越と、久喜で東北道と、つくばで常磐道と繋ぎながらるっと木更津まで。
知らない所で大掛かりな道路がどんどん作られています。

甲州街道念珠坂跡。今はなだらかですが、江戸時代にはあまりの急坂に念仏を唱えながら通行したと伝えられています。 

小仏関跡。元々は北条氏照が武蔵と相模国境の要衝として小仏峠の頂上に築いた関所が関東に入った家康によって山の下のこの地に移されました。

甲州街道で最も通行が厳しかった関所として知られています。明治2年に廃止されるまでこの場所にかなり大掛かりな建物があったようです。

景信山、城山の行き帰りに何度となくバスで通った道を歩く。こんな普通の町並みの中に江戸時代からずっとここで暮らしている家もあるのかな。

高尾駒木野庭園の看板がかかった大正時代の病院跡の古民家がありました。

中央本線の下をくぐって、甲州街道と旧甲州街道が分岐。この先は旧のつかない甲州街道になります。

甲州街道は行かないで、線路沿いに高尾駅に向かう裏道を行きます。こちらは線路の土手を通り抜ける住民用の隧道。

右手が線路の土手。

マツコの知らない世界で透かしブロックマニアの親子を見たのでなんとなくこういうのが目に入ります。

真っすぐ進めばいつもの北口のバス乗り場ですがそちらには行かないで線路を越えて。一度も見たことのない高尾駅南口方面に向かいます。
右の高架が京王線高尾駅の線路とホーム。いつも奥に見える連絡跨線橋でJRのホームを経由して北口に出ているので南口を見たことはありませんでした。

線路南側。そこにホームはあるのですが駅の入り口がわからない。

第一村人に駅へのルートを訪ねて線路下のこんな通路を知りました。ここを通らないと大きなマンションに邪魔をされて大回りすることになります。

初めて見る高尾駅南口。こちらから相模原の城山湖に至るハイキングコースもあるようなのでそのうちに行ってみようかな。
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