ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

行田名物 フライとやきそば

2018年10月02日 | 食べ物のはなし
行田市の名物というとフライとゼリーフライが有名です。
フライは揚げ物ではないのにフライですし、ゼリーフライは揚げてはあるけどいわゆるゼリーとは何の関連もない。
なんというかちょっと変わったネーミングを好む町のようです。

どうしても名物を食べて帰ろうという気はさらさらありませんでしたが、通りすがりに突然こんなお店があったらどうしても入ってしまいます。
ウエジマさん。看板通りフライと焼きそばのみのお店でゼリーフライはありません。右の方に置いてあるのがこの日レンタルしてたママチャリです。

外観と完全一致した渋い雰囲気の店内。行田駅周辺にはフライの名店と言われているお店がいくつもありますが、駅から2km離れたこちらは対象外。
こんなイカしたお店なのにやっぱり遠いからか。それとも他の有名店はもっとイカした店構えなのか。

フライ350円、フライ450円、フライ550円。どれも区別なし。大中小とか、並上特とか、松竹梅とかなにか区別して欲しい。
できれば両方味見したかったけど、どれほどの大きさで出てくるかさっぱり分からない。「350円のフライと350円のやきそば」と注文。

こちらがフライ。水で溶いた小麦粉を鉄板の上で丸く広げて、豚肉とネギ少々、玉子も落として上からさらに小麦粉で蓋をして。
両面を鉄板に押さえつけながらよく焼いて、刷毛でウスターソースを塗りたくって最後に二つに折りたたんで登場です。
記事はカステラみたいに少しふんわりしていて、4種類を混ぜているというスパイシーなソースがそれによく浸み込んでいてなかなか美味い。

こちらは焼きそば。太めの縮れ麺にソースはフライのと同じ奴。

意外と見かけ以上にボリュームがあって、全部を食べきるのはなかなか困難でした。2つ食べて700円。女子ならどちらか1つで充分ランチになります。
メニューの写真の中央に「男・女カット 2000円(シャンプー付き)」という紙も貼ってありますが、頼まれれば床屋さんにもなるようです。
忍城と蓮の里のちょうど中間あたり。周りには外にお店もないこの場所で、地元の農家の人や主婦や子供たちの溜まり場として生きながらえて来た。
そんなウエジマさんでした。
コメント
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