ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

道に迷う。

2017-08-07 08:33:49 | 東京日記
10年以上通っている小田ちゃんちに泊まっている。
正確には小田ちゃんは結婚して、苗字が変わり家をでたので、元小田ちゃんの、前に住んでいた家。

小田ちゃんは住んでいないので、もう小田ちゃんちではないけれど。家族とも仲良しなので、まぁなんとかなっている。



福島から帰り、3泊しているのだけれど。
朝、散歩してたら迷って帰れなくなった。


そして、迷う理由を考えた。
1番はぼけっとしていることだ。
ぼけっと考え事をしている間にふらっと、路地を曲がり、また曲がり。としているうちに知らない場所にでる。
「あれ、俺迷ってるぞ」気がついたときには、迷っている。


物を無くす構造と全く同じだ。


鍵、携帯、買ったばかりのシャツ、フレッドペリーのハット、サイフ、ペン、爪切り。

ぼけっと考え事をしている時に、ふと、ポンっと、どこかに置く。

そして、忘れる。


「あれ、そういえば、俺、ハットかぶって出かけなかったっけ?」
気がついたときには、もう遅い。

迷うこと、無くし物、どちらも
気がついたときには、もう遅い。

「ランドマークを目印にする」
「物は定位置に」
それぞれ対策はあるのだけれど。

厄介なのは、いつのまにか「ぼけっと考え事をしているモード」になってしまうことだ。
その時にふらっと勝手に道を曲がったり、暑くてハットを脱いでしまうことがあることだ。


歩いている時にも、目的地に着くことだけではなく、気がついたらアスパラのことや、昨日見た花火のことを考えている。


そもそも散歩に目的地なんてない。
今朝の散歩は歩くことが目的だから「帰り道を覚えながら歩く」ことすら、忘れていた。





アスパラ農家の江川くんは、道に迷っても、だいたいの方角で、道を進むと、元の道にたどり着くそうだ。

アスパラつくれるとか色々すげーなと思って帰ってきたけど。
迷っても目的地につけるのが、一番すげーなと思ったことだった。