ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

いってきます。

2017-05-07 11:53:01 | つなかん、旅の記録


いちよんさんとも、別れのことばを、交わした。

「りょうすけも、がんばるんだよ。」

「うん。ありがとう。いちよさんも。お世話になりました。」

この3年間、いちよさんとは、つなかんを舞台にして、色々な役を演じてきた。

働く前は
「明るい人」と「旅人」という関係だった。

働くようになってからは。

「生産者」と「料理人」

「女将」と「従業員」

「地域住民」と「移住者」

「移住者の先輩」と「移住者の後輩」

「母」と「子ども」

「被災者」と「支援者」

「ありのままの人」と「ありのままの人」

「他人」「友人」「隣人」

様々な役を演じながら、ここで、色々なことを伝えてきた。


今は、何ひとつ、演じることなく
「いちよさん」と「りょうすけ」。
として、お互い、ただ、ここにいる。という関係。



なには、ともあれ。
まずは、そこから。



わくわく、ひりひり、シクシク、ドキドキ。

ふわふわと、頭の中を、いろいろな感情が浮かんでいる。
たくさんの感情の中から、「伝えたい感情」を、選びながら生きていく。
選んだことばは、今の自分に「ぴったり」と当てはまる感情とは違う。
今は、当てはまらないけれど、そのことばに、自分の感情をよせていく。
そして、気がついたら、ほんとうのことばに、なっていく。



頼むぜ、ことばたち。



いちよさんのように、美しく生きたい。
わくわくして、生きたい。




それでは、いってきます。
帰るのだけど、いってきますと、思っている。