迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

こは珍しや…。

2010-12-16 22:27:53 | 浮世見聞記
三鷹市下連雀の「杏苑」で“水戸藩らーめん”を食べてから、三遊亭小圓朝さんの独演会「第20回 武蔵野 小圓朝の会」を聴きに、武蔵野芸能劇場へ。

一席目は、お念仏を唱えながら周りの些細なことが気になって仕様がないお爺さんの噺で、サゲがなかなかブラックな「小言念仏」。

絶え間ない木魚の音が、お念仏と俗な小言が絶妙な間で交互する可笑しさを際立たせていました。

三遊亭橘也さんの「牛ほめ」の後、二席目はいかにもお酒好きな人らしく「禁酒番屋」。

しかめ面で“水かすてら”を茶碗に注いで鼻を近付けた途端、表情が一瞬綻びるその細やかなところに、酒好きなら共感せずにはいられない、持ち前の端正な上手さが光ります。

最後に“歳末抽選会”があり、私は小圓朝さんの名前入りの手拭いが当たりました!



ちなみにこの手拭いは、

「洗濯すると色落ちしますが、お風呂に入れたらバスクリンになります」

(゜▽゜)

私はクジ運が強くないだけに、ファンの名前入りの物が当たって、◎の喜びてぇやつでさァ\^o^/
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« たぶん前にも話してる…。 | トップ | ニッポン徘徊―お台場1 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。