迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ニッポン徘徊―中山道58 和田峠•西餅屋跡

2010-12-09 22:29:51 | 旧中山道
下諏訪宿側の下りは、いきなり崖を滑り降りるような道からスタート、また碓氷峠に戻ったかと、錯覚をおこしそうに。

時には上段写真のような、崩落寸前の地点なども通り、下諏訪町教育委員会が短い間隔で設置したポールがなければどこが道筋なのか判らないような坂…、いいえ、“崖”をジグザグに下るうち、積み重ねた石だけが僅かに残る「石小屋」跡まで来て、ようやくいくらか傾斜が落ち着き、それでも石がゴロゴロしている故に足元を注意しながら、草深い箇所では前方にも注意し、



国道を二度横切って下ること約30分、「西餅屋」跡に出ました。




長久保宿「濱田屋旅館」の女将さんが、

「和田峠は京寄りから上る方が大変なんです」

とおっしゃっていたわけが、よく理解できました。
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