迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ニッポン徘徊―中山道61 下諏訪宿

2010-12-13 18:27:57 | 旧中山道
万治の石仏から約1キロ、10分ほどで、下諏訪宿に到着。

この宿場町は甲州道中の終点であり、また中山道唯一温泉地とあって、昔も現在(いま)も、変わらぬ賑わいをみせています―旧宿場内には↓の如く、温泉が湧き出ている場所が数箇所あり、



試しに手を入れてみたら思ったよりも熱くて、「あちち…!」と慌てて手を引っ込めました。


和田宿から下諏訪宿までの距離は、中山道最長の21.5キロ、所要時間は休憩も含めて、約6時間20分!

こうやって数字にしてみると、我ながら頑張って歩いたなぁ、という気がします。


下諏訪宿では、春宮と併せて「諏訪大社下社秋宮」にも、丁寧に参拝。



初夏に深谷宿~本庄宿間を探訪中、昼下がりの強い陽射しと空腹とで気分が悪くなりかけ、その時向こうにお社が見えたので、「やれ嬉しや」と軒下をお借りして握りを食べてしばらく休憩させていただいたお陰で、何とか落ち着いた、ということがありました。

この時私を助けてくれたお社が「諏訪神社」、以来その総本山にも御礼を述べたいと、ずっと願っていたのです。



さて、ここで下諏訪駅から中央本線に乗り、ちょうど甲州道中に沿うようにして、いっぺん東京へ戻ることにします。

長野県内の旧中山道探訪、後半はまた日を改めて…。
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