露國とウクライナが、いよいよ火藥臭くなってきた。
それをお祭り騒ぎして煽る報道屋も、いよいよナニを云ってゐるのか解らなくなってきた。
當然と云へば當然だ。
双方の權力者の手先となって、お互ひにオラが殿サマに都合の良い情報を操作し、流し合ってゐるからだ。
ドンパチが始まると、真っ先に兵卒へ成り下がるのが、報道屋である。
情報操作による攪乱作戰に加担し、敵はおろか全世界を煙に巻く。
かういふ時、連中に耳を傾けることは非常に危険だ。
振り回されないためにも、我々は無関心でない程度に距離をおいて、経過(ながれ)を静觀してゐることだ。
露國もウクライナも、
結局はどっちもどっちなのだから……。