迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

暑々見々。

2023-07-26 22:36:00 | 浮世見聞記


異様な炎射を避けて、日陰日陰と選って街を歩くうち、地面にうずくまる鳩を見て、ドキリとする。 



この炎暑に死んでゐるのかと思ったが、ちゃんと動いたのでヤレヤレ。

靴底から熱が傳はってくるほどに熱せられた地面に伏せてゐて、よく焼きトリにならないナと不思議に思ふ。


とにかくこの炎暑ではマスクなどしてゐられない。

電車内と、見世にゐる時のほかはポケットに仕舞っておく。



それにしても、使はないマスクを腕章のやうに腕へ通したヒトをよく見かけるが、あの姿はホントにダサいし不衞生だと思ふ。

どんなに小洒落た服装をしてゐても、アレですべてが臺無しだネ。











コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 近暑遠夢。 | トップ | 木蔭思案。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。