アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

レ・ザンジュの「タルトポワール」

2004年11月08日 | 美味美食
毎週楽しみにしてる物の一つが日本経済新聞の土曜版別紙「NIKKEIプラス1」です。
日経とは思えぬソフトな紙面づくりで美味しいもの情報も豊富です。その中でも毎回見逃せないのが1面の「何でもランキング」。今回のテーマは「おつかいもののお菓子」でした。
その栄えある1位に選ばれたのは古都鎌倉に本店を置く洋菓子の名店「レ・ザンジュ」の『タルトポワール』(写真、550円)。『タルトポワール』に関する説明を読み進めると「山形県上山市から仕入れたラ・フランスを冷蔵庫で2週間寝かせ、その後常温で1週間ほど置き、熟すのを待つ。普通は一度煮るが、こちらは生のままクリームの上に載せて焼く。洋ナシのおいしい汁が生地に染み込む」(11月6日付 NIKKEIプラス1)とあります。11月上旬から3週間ほどの限定メニューで売り切れ必死のスイーツだそうです。
金曜の晩に久しぶりに深酒をして朝寝坊(昼寝坊!?)してると「NIKKEIプラス1」を手にした笑顔の奥さんが横に・・・。これは間違いなく今日これからすぐに食べに行こうのサインです(^o^)週末の大掃除も早々に切り上げてさっそくレ・ザンジュ本店に向います。予想どおりお店の前はカフェスペースの順番待ちの列、そして店内も大変な混雑ぶりです。も、もしかして「タルトポワール」がもう売り切れてるかも・・・不安な気持ちと焦りの表情でお互いの顔を見合わせます。
ふぅー、まだありました。2切れだけ。焦る気持ちを抑えて注文の順番を待ちます。1切れ売れ、残りは最後の1切れ。ところが何と私たちの前のマダムが私たちの『タルトポワール』を・・・。あの時の失望感に溢れた奥さんの表情がいまだに忘れられません。
ショーケースにはタルトポワールが1切れもないことを知りながらどうしても未練を断ち切れない私たちは「タルトポワールを1切れください」と力を込めて注文しました。すると店員さんは一向に動揺する様子もなく「はい、タルトポワールですね。その他にはいかがですか?」とのご返答。そう、店員さんの後ろにはまだショーケースに入れられる前のタルトポワールがあったのです!!
帰宅するや、まずはタルトポワールの記念写真。お味の方は・・・美味しくないはずがありません。瑞々しくてジューシーで、ほど良い甘さとちょっぴりの酸味がするラ・フランスの美味しさに溢れた絶品タルトです。
我が家の永久保存版となった先日の「NIKKEIプラス1」。今週金曜日まで以下のサイトで「何でもランキング~おつかいもののお菓子」を見ることができます。ご関心のある方はこのサイトもレ・ザンジュのタルトポワールも急いでくださいね!
http://www.nikkei.co.jp/p1/

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