徒然日記~A&Aクリエイション~

季節のこと 徒然なるままに~

アユタヤからバンコクまでタイ国鉄に乗りました。

2008年07月18日 14時31分39秒 | 海外旅行記

 4年前の夏休みに家族旅行でタイに出かけたとき、アユタヤからバンコクまでタイ国鉄に乗りました。アユタヤへの観光はバスか船で日帰りツアーが一般的です。
 
 個人の家族旅行で時間もあったので、アユタヤのクルンシーリバーホテルに2連泊しました。ホテルは1ルーム三人で朝食付きで当時1500バーツ(約5000円)でした。家族三人で泊まったのでかなり格安でした。アユタヤで一番のホテルということでしたが、3~4星クラスでシンプルな中級ホテルです。プールもあり十分でした。まわりに食事するところがなく、夜ホテル内の中華料理を食べましたが高くて美味しくありませんでしたが、お昼のホテルのランチビュッフェはタイらしい料理が並びとても良かったです。次の日の夜は、トゥクトゥク(タイのミニタクシー)に乗って街のサイトン・リバーというレストランに出かけました。地元の人々で混み合っていて、タイ料理がとても安くて美味しかったです。川沿いで蚊がいたので、虫除けスプレーが必要です。
 
 アユタヤ駅からバンコクへは午前9時半頃の国鉄でむかいました。
ホテルから約5分トゥクトゥクに乗り、アユタヤ駅に着きました。プラットホームに並んでいると、地元の人が列車がくるという雰囲気になり、目の前の線路を3本ほどまたいでゾロゾロと動き出します。まだ、時間になっていないのになぁ・・・と思いながら、見ているとピーと汽笛が鳴り列車が15分も早く到着しました。しかも、プラットホームのない線路に。あわてて大きなスーツケースを抱えて、地元の人々が並ぶ線路と線路の間に向かい、ヨッコイショと荷物を上げて乗り込みました。 この列車は1時間遅れで到着した、前の列車でした。

 タイ国鉄は遅れるのは当たり前で、のんびりしています。
 三等車なので車内にクラーはありません。壁に取り付けられた扇風機が廻っています。壊れている扇風機もあります。首振りになっているところやなっていないところもあります。子供の頃の列車を思い出しました。地元の人でいっぱいでしたが、家族バラバラにすわれました。日曜日だったのでみんなバンコクまで行くようです。途中で、かごにいっぱい飲み物やお土産物を入れたおばさんが車内販売にやってきました。制服などなく普通のかっこうでした。
 そんな地元の人たちの様子をみながら、バンコクまで2時間弱で無事に着きました。

 バンコクのバイヨ-ク・スカイホテルのロビーで姪と待ち合わせしていたのですが、時間に間にあって良かったです。

 タイ国鉄でアユタヤ駅からバンコク・ファランボーン駅まで71キロ。列車の料金は三等車なので、一人15バーツ(約50円)で家族三人でも45バーツ(約150円)でした。約2時間弱の異国の列車の旅はのんびりと楽しい旅でした。
 4年前の夏の楽しい思い出です。

 by aran  A&Aクリエイション

 
写真は、アユタヤ駅で列車が到着し、あわてて線路を渡る外国の旅行者たち。