マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画GOtoDMCに告ぐ

2008-09-04 06:56:18 | Weblog

フフフと笑える、コメディー映画かな。デスノートのイメージが強く、ケンイチのイメージはガラリと見方が変わってしまった。基本的には、イケメンタイプか。

テーマは、「2面性」かな。ジキルとハイド。うつとそう。プラスとマイナス。イエスとノー。

表と裏の世界で、生きることの難しさ。誰しもが日常生活で持ち合わせる、心の苦悩と葛藤である。

可愛いらしさのある音楽を求める、ケンイチ。求人広告を見て、松雪社長と出会ったために、過激なバンドを組んでしまう。松雪は、ワイルドでないと濡れないようだ。

フラガールの知的な演技とは、全く逆の性格だ。松雪も30代後半か。黒のミニスカートに目が行ってしまう。パンチラが気になる。あれは、見せても良いパンツかな。

悪魔・地獄などの音楽を振りまくDMC。他の2人のメンバーも、実生活ではおとなしく、気の小さい表の性格をもっていた。その弱さを打ち消すには、「かぶりもの」で隠すしかない。

日本は、いつごろからコスチュームプレイに没頭しだしたのだろうか。昭和初期は、月光仮面か。江戸時代は女装役で、白塗りの歌舞伎か。戦国時代の覆面といえば、忍者か。

古くから日本人には、コスプレの慣習があるようだ。コスプレをすることで、自分の性格を変えられる。

なりきれる。ストレスを発散できる。男性は女装することで、ストレスが発散できるようだ。

女性たちも、お化粧をして変身する。多くの衣装を購入し保管し、着用することでストレスを解消できる。男性と比べれば、女性のほうが、社会に対し柔軟で物事に対応できる。

変身したケンイチは、自分の正体をばれてはいけない。ファンの夢を壊す。何よりも片思いの人に、嫌われたくない。家族にも内緒だ。でも、最大の理解者は、すぐに見破った。

それにしても、この衣装をたたんだら、バックはどのくらいの大きさになるのかな。きっと、大きなバックになると思う。持ち運ぶのは大変だと思う。

でーもー、ケンイチはどこにいても簡単に変身している。マンガだから、面白いから、まー、その辺は深く考えないで鑑賞しよう。