マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

聖火だ抗議だ平和の祭典だー

2008-04-26 08:32:07 | Weblog
オリンピックは平和の祭典だというけれど、開催決定した当時は、委員会も将来の出来事まで考えて決定していないだろう。

考えるなら、中国はチベット・台湾・新疆(しんきょう)・モンゴル・食品・模倣問題など、当時から存在していた。委員会も理解していたら、決定するな。

もっとも、国際問題のない国など、どこにもない。平和な国などない。スポーツは平和だが、政治問題は平和ではない。別個だと認識しなければならない。日本だって、問題だらけだ。

オリンピックを目指した選手たちが、可愛そうだ。ボイコットされたら、もっと悲劇だ。

テレビで放映されるという手段を利用することは、表現の自由だから認めよう。旗や垂れ幕や罵声は許そう。しかし、暴力的な方法は許されない。

聖火を略奪したり、消化したって、無駄な労力だ。抗議とは言えない。逮捕されるだけ、アホだ。抗議したって、中国政府はびくともしない。影響は一切ない。

それにしても、この聖火の費用は、どのくらいかかっているのだ。100万円か。誰が捻出しているのだ。オリンピック委員会か。

各国を走るのも良いが、予算削減をするなら、アテネから直接、開催国に空輸すれば良い。余った予算は、難民国や開発途上国の子供たちに、将来スポーツ選手を目指す育成費用にでも、拠出しなさい。

オリンピックの費用は、スポーツ振興に貢献しなさい。それが、平和の祭典と言うものだ。2年後の冬季オリンピックの聖火は、どうなるのかなー。