マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

目標ある道しるべ14・15

2007-10-27 09:16:12 | Weblog
●目標ある道しるべ14

 将来、子供に高年収を求めるなら、それに向けた教育をすべきだ。やみくもに、目的もなく塾に通わせてもムダであろう。

大卒だけが、年収ではない。学問ではない。目標のない人生を送らせれば、子供が可愛そうだ。

 芸術なら芸術。歌手・役者なら芸能界。スポーツ選手ならオリンピックその他。理系なら科学者・技術者他。文系なら小説家他。法学部なら政治家や法曹界他。官僚なら一流大学卒業。医学系なら医師他。

 株式投資なら金融・経済学。大企業の社長なら帝王学。オタクなら独学、学歴は必要ない。挫折すれば、裏社会に憧れる。燃え尽きれば、ヤンキーやニートになる。犯罪をするには、学歴など関係ない。

 目標もなく塾に通わせても、子供の将来像は見えてこない。それとも塾にだけ通わせて、将来の行く末は、子供に選択・決定させるか。

子供の未来に、母親はどれだけ関与えきるであろうか。

●○○県庁に就職したものの15

 一流私立高校、東大卒、○○県庁に就職した。次は、県会議員、知事まで目指そう。将来あるエリート息子だ。年収一000万円。結婚可能だ。母親もウレピー。

教育ママも、大満足だ。教育費二000万円以上を、拠出しただけの価値はある。
 でーもー、県庁で裏金問題が発覚して、責任を取らされた。

逮捕までは至らなかったが、退職に追いやられた。退職金はなし。今までの給料の一部を、返還することになった。かろうじて、天下りだけはできた。

 人としての道だけは、教育してこなかった母親でした。