マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画シャッターに告ぐ

2008-09-11 07:01:28 | Weblog

ホラー映画は、つじつまの合わない結末で、理解不能の状態で劇場を後にしていた。今回はそれなりに、物語として成立しているな。

製作、監督は日本人だけど、ハリウッドがバックについているから設定・構成は良くできている。

日本のホラーは、基本的にはジメジメと陰湿で、本人の背後で影ながらにスーッと登場して観客を怖がらせる。

ところが、恵は露骨に登場しすぎる。足がある。これは幽霊ではなく、もろ人間である。恐怖感なし。明るい幽霊だ。

シャッターということは、つまり心霊写真だ。日本でも、心霊写真を応用した映画はいくつかあったと思う。と思う。今回は、心霊写真をすこぶる応用している。

アメリカのカメラマン男性が、恵から呪われる。男性の妻にも、恵は嫉妬から攻撃を仕掛ける。

今時、愛の裏切りで男性を呪う女性は、いるのだろうか。ヒステリックな女性は、怖い怖い。呪い殺したい。

でも、愛している。妻がいても、そばにいたい。さて、恵はどうやって男性を呪うのか。

シャッターの使用方法が面白いな。ラストでは、アナログ式の1コママンガを採用している。リングではテレビが主体だが、ここではあくまでも写真にこだわっている。

恵の居場所を知るには、方法は1つしかない。シャッターだ。男性は、恵と戦うことを決意する。妻は、愛する男性を守れるのか。それとも、負けてしまうのだろうか。

この女性、全然エロくない。もっと、セクシーな下着を身に着けて欲しいな。

肩が凝ったら、アホな整形外科よりも、鍼灸やマッサージやボディケアにでも行こう。こんな方法で、解消してほしくない。