マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画釣りバカ19に告ぐ

2008-10-30 07:04:31 | Weblog
笑った、笑った。劇場内は、ジジババだらけ。許せないのは、ジジいが、上映直後からコンビニのパンを食べ始めたことだ。袋の音がうるさい。若者より、マナーが悪い。最低。

予告編までなら許すが、本編以後は許せない。とはいえ、何も言えなかった自分が情けない。

会話すれば、きっと殴っていたであろう。殴ったら、映画館から追い出しをうける。

映画館側は、上映中の食事を禁止にできないものであろうか。飲食物を販売しているから、文句を言えないか。食べるなら、袋の音を出すな。

今回は、胃カメラと社員旅行が、2大テーマのようだ。西田の胃カメラシーンは、本当に飲み込んだまま演技をしている。映画のカメラは、通常1台で撮影をしている。

このカメラワークを考えると、何回も胃カメラを飲み込んでいるのかな。多少、アドリブもあるのだろうが、見ていると怖いギャグシーンがある。良い子は、マネをしてはいけないよ。

その後、大分県へと社員旅行に出かける。この胃カメラと社員旅行をもって、常盤と山田を結びつける物語設定になっている。

8月末で終わる、派遣社員の常盤。通常、派遣社員は、社員旅行には行かないぞと。ちょっと、この設定には無理がある。

製薬会社の御曹司、山田。生真面目で人見知りするタイプだ。西田とは、正反対の役柄だ。

常盤の兄竹内は、コメディー作品には似合わないなー。あの顔は、コメディーにならない。ヤクザ映画に向いている。ただの、デブだ。

今回、個人的なワンシーン演技賞は、胃カメラに登場したおじさん(海原はるか?)。宴会上で踊っていたおばさん、ふせえりに上げたいな。意外と、面白かった。

予告編にも、チラシにも出ていないが、ドアを開ける「カード・キー」が物語を面白くしている。今回のテーマは、「スピーチ・パニック」かな。山田脚本の、すごいところだ。

予告編にも、チラシにも出ていないが、大物俳優が登場をしている。この人の出演には、驚いた。釣りバカには、永遠に出演しないと思っていた。裏切られた。

こいつが、ラストで西田を地獄の底に陥れる。常盤の上司、総務部の部長だ。果たして、この部長からの猛攻撃に対して、西田はどうやって切り抜けるのであろうか。

この大物俳優、撮影の休憩時間には、名優三国とは、どんな会話をしていたのだろうか。それとも、一切会話はしていないのかな。この大物俳優を起用したのは、山田かな。

この有能な部長(大物俳優)は、20作品目にも登場するのかな。会長三国と戦うのであろうか。この部長、将来社長になったら、会長三国と毎回、対峙するのかな。

それとも、19作品目で終わりかな。思わず、今後の展開に妄想を重ねてしまった。