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トルコ旅行 3: エフェソス 2

2014年03月28日 | 旅行

< 1. M: 大劇場、2世紀 >

古代都市エフェソスの後半を紹介します。

この劇場の収容人員は25000人です。
ここで剣闘士と野獣の闘いも行われていた。



< 2. エフェソスの地図 >
見学の順序は上記地図の右端から始まり、左に突き当たると、上に真っ直ぐ抜けて行きます。
地図上のアルファベットが写真の位置を示します。



< 3.I: ハドリアヌス神殿、2世紀 >
このハドリアヌス神殿は小さいが最も華麗な神殿として残っている。
手前のアーチの中央には女神ティケ、奥の半円には怪物メドゥサが彫られている。



< 4.K: セルスス図書館、2世紀 >
このエフェソスで最も目を惹くのはこの図書館の正面玄関です。
素晴らしい彫刻や女性像で飾られており、陽の光に輝いていた。
当時、12000巻の書物があった。
右手のアーチ型の門は商業アゴラへの入口です。



< 5. L: 商業アゴラ >
アゴラは中庭の囲む屋根付きの回廊で、奥に当時の柱が残っている。
奥が図書館で、左手の奥が通ってきた見学路です。



< 6. N: 港通り >
大劇場の前から港湾に真っ直ぐ伸びる通り。
アゴラは直ぐ左にある。




< 7.様々彫刻  >
A: ハドリアヌス神殿の怪物メドゥサ。
B: 像。
C: 門に彫られた十字架。
D: 図書館の女性像。

このエフェソスの地は、キリスト教徒にとっては重要な地です。
古来、キリスト教布教の要所であり、12使徒のパウロが関わった。
またイエスの母マリアがヨハネと共に余生を送ったと伝えられ、最古の聖母マリア教会がある。
さらにこの地で、重要なキリスト教の公会議が幾たびか行われた。



< 8. アルテミス神殿跡、紀元前8世紀 >
かつて神殿は空き地に一本の柱だけが立っている所にあった。
世界の7不思議とされた建物は高さ20m、広さ55mx115mあったとされる。
奥の丘の上に5世紀築城の要塞、その右横に4世紀建設の聖ヨハネ教会が見える。



< 9. アルテミス神殿の復元図と神像 >
アルテミス女神は豊穣多産を象徴する多数の乳房を持っている。



< 10. 土産物屋街 >
土産物屋で、私達はカラフルな手工芸品、特に布製品と陶器の小物を幾つか購入することになります。


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