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クロアチア・スロベニアを巡って 14: 海洋都市ドゥブロブニク 4

2015年12月04日 | 連載完 クロアチア・スロベニアを巡って


< 1. スルジ山頂の十字架 >

今日は、ドゥブロブニク散策の最後の紹介になります。
路地や市場、アイスクリーム店などを紹介します。

写真1の十字架は、19世紀初めナポレオンがここを占領した時に立てた物が、1991年の独立戦争で破壊され、再建されたものです。
青い空と青い海に映える白い十字架にそのような悲惨さを感じさせません。





< 2.私達の観光ルート >
凡例:
青線は散策ルートで、アルファベットは写真の撮影地点を示しています。




< 3.Aから見た路地 >




< 4. セルビア正教会とその前の通り >
この教会はBの所にあります。
このドゥブロブニク内にはシナゴーグも1ヵ所あります。




< 5.青空市場 >
ここはグンドゥリチェヴ広場で、Cにあります。
小規模だが、野菜や果物、自家製食品、土産物などを探すには楽しいところです。




< 6. ルジャ広場から旧港に出る >

上の写真: ルジャ広場の時計台横のトンネルをくぐると旧港に出ます。
下の写真: 遊覧船が頻繁に出入りしている。
この旧港からドゥブロブニクの外側や向かいの島への遊覧船が出ている。




< 7. 山側の路地とアイスクリーム店 >
おおよそEの位置だった思います。
アイスクリーム店はこの路地の直ぐ左側にあります。
この店に訪れたのは水曜日の10:30頃だったが、子供達がなぜかたくさんいました。




< 8.独立戦争時の破壊と再建 >
上図: 破壊の状況を示す掲示板。
黒の点が被弾で破損した箇所。

下図: 城壁の歩道から見た屋根。
屋根瓦に光沢の有無があるのは、破損した瓦を新しいものに交換した為です。


クロアチア紛争とドゥブロブニク
1991年6月、スロベニアが最初に独立を宣言し、次いでクロアチアも行った。
独立に反対するセルビアが牛耳る旧ユーゴスラビア連邦軍とスロベニアで戦闘が始まったが10日間で終了した。
しかし、クロアチアはセルビアと接し、国内にセルビア人もいたので、戦争は4年間も続いた。
そして1991年12月、突然、ドゥブロブニクに砲弾が浴びせられ、1日で2千発が飛来し、7ヶ月間包囲された。
独立後、普及が進み、再度世界遺産に認定され、今は観光で賑わっている。

次回に続きます。





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