友を訪ねての帰路
風花の内海大橋訪ねけり
風花に橋脚露わ瀬戸の潮
緩やかにくの字の橋に冬の風
内海橋瀬戸内光る冬の潮
ここは改めて来ることに・・・
白い11日の月
寒椿下弦の月の白さかな
菅茶山の碑あり
菅茶山褒め称えたる湾の冬
参照 http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/kannabe-kanchazan/about/shihi02.html
広島県福山市沼隈町 内海大橋下 「梔子湾」 | ||||||||||
【大意】 荒山のどこらにもとの行宮があったのか、砂浜のつづく村の高処に寺が、もやにけぶっている。一たび御召船が去って幾度春がめぐってきたか。紫色の藤の花は既に落ちて、暮れなずむ入海に昔ながらの風は吹いてやまない。 【出展】 『黄葉夕陽村舎詩』前編5-19所収 |
友の庭