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2014年に復活した白井恵理子先生の劉備くんシリーズや長池先生の「破龍」(完結)他三国志作品を応援しています!

劉備くん それゆけ赤壁オリンピック

2008-11-24 20:20:31 | 劉備くん関連
劉備くん それゆけ赤壁オリンピック/白井恵理子 著/メディアファクトリー/刊行中(11月22日発売)/540円(込)

内容とコメント現在はWeb版三国志マガジンで連載されている、三国志4コマギャグ漫画の単行本。
メディアファクトリー刊行のものはこれで9冊目になります。
三国志ネタだけでなく、時事ネタと流行っているお笑いや著者の日常ネタを元に、すっかりおなじみの劉備たち武将が活躍し(遊び)ます。

ネタは三国志よりも目まぐるしく変化する時事やお笑い、著者がハマっているメールのネタが多いです。
実は派遣社員だった曹操・劉備軍配下の兵士たちが現在の深刻な状況を物語ります。
ついにネットカフェ店員として働き、後に討伐軍をターゲットにした商売で強かに生きる黄巾党の面々がたくましいです。(す巻きにされてる時もあるけど…)

執筆当時が北京五輪開催後だったので、終盤2本はオリンピックネタになっています。
馬超、卓球上手~と感心していたら…。金メダルが多いのはやっぱり魏。(でも機械には弱かったり、モンスターペアレントに悩まされていたり…)
典韋、五輪だったら多分優勝なのに…。
蜀の銅メダル獲得数がとんでもなく多い訳は…この辺で三国志ネタを組み合わせるのは面白かったです。

前巻には何故か無かった扉絵の下にそのキャラに関してのコメントが復活していたり、巻末に「あとがき」もありました。内容は近況報告と言うか、主に心の葛藤でした。

久しぶりに何進と何皇后が出て来ましたが、何故かずーーっと出ていない魏延が今回も出て来なかったのが寂しい所です。

新キャラさんいらっしゃい!
曹操の孫、曹叡(そうえい)。「某総理大臣の孫」がモデルで、例のポーズや口調が出て来ますが、モデル当人にはある魅力がこのキャラには無いのが惜しいです。
以前は曹丕や曹植も出て来て、何気に曹操ファミリーが揃ってきました。

馬超の叔父、韓遂(かんすい)。自分が斬られてもその張本人である甥を心配するいい叔父さん。斬られても無事なのは親戚だから?

他にも、次はいつ出るか判らない曹真(そうしん)とか許チョとか于禁とかやたらに名前が長くなった張コウが出て来ます。個人的には伊籍(いせき)が出て来たのが嬉しいです。

この馬がキラキラ♪
赤兎馬。どんな時もクールに千里を飛ばすこの馬が、初めて発した言葉が詩的でロマンチックなのには驚きました。言いたい意味は呂布と同じですが。

この武将がキラリ!
劉備!彼が素でやっているボケがどれもほほ笑ましいです。さすが殿~




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