GOGO三国志!

2014年に復活した白井恵理子先生の劉備くんシリーズや長池先生の「破龍」(完結)他三国志作品を応援しています!

朝香祥 三国志・赤壁編

2005-05-17 21:44:59 | 三国志/小説(正史ベース)
コバルトシリーズ
「二龍(にりょう)争戦~星宿、江を巡る~」「鳳凰飛翔~華焔(かえん)、江を薙(な)ぐ~」/朝香祥 著 桑原祐子 イラスト/集英社/いずれも在庫無し・増刷未定(入手不可)2005年5月現在/495円、476円(いずれも本体価格)

内容とコメント長江で曹操軍と開戦することになった孫軍が、味方同士の確執や間者の吹聴による疑心や士気の低下といった諸問題を経て結束を固め、不利を覆して曹軍を打ち破るまでを描いています。
周瑜の秘めている(のにバレている)天下への展望がこの作品で重要な役割になってきます。
尚、「鳳凰飛翔」の巻末にはコラム「書き逃げ三国志」が収録されています。「正史のすすめ」、「曹操」、「蜀で一番エライ人」について書かれています。
「鳳凰飛翔」は「復刊ドットコム」で復刊交渉中ですが、現在も増刷未定となっています。

この武将がキラキラ♪
呂蒙と陸遜。経験を積んで成長し、落ち着いてきたものの、大事になると見せてしまう子犬のような表情は相変わらずです。

この武将が???
黄蓋。この作品の黄蓋像にも驚かされました。忠臣であるのに何故、あの行動、動機が取れるのか、どうも腑に落ちないです。ダジャレ?と一瞬思ってしまいました

このセンスがキラリ!
「二龍争戦」のタイトルと「鳳凰飛翔」の表紙絵。タイトルは語感、表紙絵は見るたびに上手いと思ってしまう素晴らしい構図と表現力です。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。