駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

旧町名復活と「○○台」など

2008年08月24日 00時33分27秒 | ナイーブなモノローグ
<駿府城中堀取水場、かつて枯れていた中堀は井水により満たされている。(本文とは関係ありません。)>


◆ 旧町名復活
旧町名の復活で有名なのは金沢市ですね。(ほかに長崎市などもあり)
すでに主計町、下石引町、六枚町、袋町などが復活し、なお作業を継続中のようです。

金沢市の旧町名復活では注目すべき点があります。
というのは、新住居表示制度では町の界を必ず道路や鉄道・河川などの恒久的施設とするよう定めているのですが、金沢市では旧町名復活にあたって、必ずしもこれにこだわらず、町界を背割方式(道路に沿って建ち並んでいる家の背面側を町界とするもの)とすることも容認している点です。

住居表示の実施により、各地で町名が全く変わってしまった例が多いのは、背割方式を自治省(当時)が認めなかったことが元凶のひとつなのですが、この「住居表示に関する法律」違反を問われかねない金沢市の英断は、称賛に値すると思われます。
(今では総務省も容認か?)


<伝馬町・静岡109横のけやき通り、ケヤキがあることはあるが・・・・>

◆ 「○○台」など綺麗系地名
私鉄沿線などの地名でおなじみですね。
やはり不動産開発業者のイメージ先行なのでしょうね。
(あとから正式な地名となることが多いようです。)
「通り」の愛称は、いい加減な例もありますね。

市内の具体的例では・・・
▽「御門台」については、団地造成に伴って付けられたのではないので(当初は駅名のみ、のち住居表示にも採用)、個人的にはあまり抵抗感がないのですがどうでしょうか?
▽駿河区の「富士見台」については、近くのトロ(もともとは小字)という地名が示すように、台地というより、どちらかと言えば湿地帯なのに、地理を全く無視したおかしな命名だと思っています。
むしろ、その昔に付近の俗称として使われていたという「富士見ガ原」の方がましだと思うのですが・・・

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2 コメント

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富士見台 ()
2008-08-25 09:18:07
>駿河区の「富士見台」

トロが台にはびっくりです(笑)
清水の高校を卒業して上京し生まれて初めてひとり暮らしを始めた町が西武池袋線の富士見台駅近くでした。そこで暮らした一年間、一度も富士山が見えたことはありませんが、西武線高架化により今では見えるらしいです。
住んでいた町名は貫井(ぬくい)で富士見台駅も昔は地域の名を冠して貫井駅だったそうです。
富士見台駅などという名前にいつ変えられたのかと調べたら1933年のことで、さらに調べると1932年に堤康次郎が株を買い集めて経営てこ入れに乗り出しているので、経営戦略上の綺麗系改名だったのかもしれません。
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○○台 (あおい君)
2008-08-25 13:55:06
台地でもないのに「富士見台」なんて、岬でもないのに「○○崎」とつけるようなもので、恥ずかしいと思うのですが、命名した人達にはそういう感性はないのでしょうね(笑)
まあ、栄えていなくても「栄町」、真ん中でなくても「中央町」なんてのがあちこちにありますから、富士がよく見える台地のような町でありたいという願望だと理解すればいいのかもしれません(笑)
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