少しばかり見づらいかもしれませんが
よく見ていただくと
なにやら白い雪のやうなものが舞ってゐるのが
分かると思ひます。
これは、今の季節の駿府公園(駿府城址)の名物の
ポプラの種子です。
綿毛となって公園内を舞っています。
足元に視線を落としてみると
※シロツメクサの葉の上に
雪の帷子(かたびら)のやうに
降り積もっています。
※シロツメクサのツメクサは漢字で書くと「詰草」です。
けっして「爪草」ではありません。
これは、長いつる状の形状がパッキングとして適してゐたため
江戸期、オランダから輸入されたガラス製品に詰められてゐたからで
役目を終へたものが捨てられ帰化植物として広まったのです。