▽ 静岡名物協会の店の表示が誇らしげ
黄金饅頭は、静岡以外では「大判焼き」「今川焼き」「回転焼き」・・・・・・
などとも言われるようです。
戦後、清水中浜町の「一休茶屋」で黄金饅頭を焼いていた方
(黄金饅頭の命名はこの人だとか)が独立して、
1953(S28)年に七間町の横丁(谷沢漆器店の倉の前の、
かつてウインナという喫茶のあった隣)で
黄金饅頭の店「三休」を開いて一世を風靡したそうです。
(いうまでもなく、当時は映画館の集積する七間町は、静岡一の繁華街でした。)
当時、清水の「一休」は、黄金饅頭の製造を静岡の三休にまかせたので、
毎日何往復も静清国道をオートバイで走り清水まで運んだそうです。
'60年代に入り、時代の変化で商品構成や業態を変えながら、
場所も新静岡センター内など変遷し、
今は屋号も「三休」を「三久」と変え、
静岡駅構内のアスティ東館(新幹線改札口裏)で飲食店を営業しています。
残念ながらもうここで黄金饅頭は買えません。
[参考:七間町町内会発行「七間町物語」]
※ 宮ヶ崎町(浅間通り)に、一休茶屋というラーメンと黄金饅頭の店があるのですが、
関係あるのかどうかは残念ながら知りません。
↑ 静岡県情報の人気ランキング