百恵さんが
明るい 垢抜けた歌を歌ってくれた
印象ある曲。
「夢先案内人」
阿木燿子 宇崎竜童
コンビのこの作品はいつも
より、メロディアスで
ゆったり聞ける歌。
♪月夜の海に
2人の乗ったゴンドラが
音も立てずに
滑って行きます
朝の気配が
東の空をほんのりと
ワインこぼした色に染めて行く
そんなそんな 夢を見ました
なんともメルヘンチックな歌い出し。
この歌を聴くたびにおもうのだが
名画 「ムーンリバー」
を連想してしまう。
夜明け前 朝の光を待ちつつ
夜の岸辺を2人の乗ったゴンドラが
旅してる
きっと
まだ付き合い浅いそんな2人
なのだろう
言葉少なに
寄り添っているだけで
分かり合えるそんな関係
月夜の晩に2人だけの舟を出す。
朝を迎える表現は
まだ見ぬ
2人だけの世界を意味していたり
夢の先にあるその光景を案内して
くれる
あなたがとても頼もしく
愛おしい存在として
寄り添っている
女の人
という
絵が浮かぶ。
乙女座 宮
と
夢先案内人
の二つは僕の百恵さんの作品で大好きな
二曲だ。
軽やかに
力まず
歌う百恵さんの
この歌い方がちょうどいい。
明るめの
少し明るめの曲調が
百恵さんには似合う。
