ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

久しぶりの白河さん訪問です

2015-05-19 06:32:59 | 石の仕事誌
 昨日は、北へ向かいました。



こちらは、福島県南部、西白河郡の山中。
ご覧の通りの石山さんですが。
銘石・白河石の石切り場でございます。



こちらは、昔の採掘場所ですが。
4年前の震度6強で、大石が数個ごろんと転げております。
そんな石山に立つと、初心を思い出しますね。



二年ぶりになってしまいましたが、皆さんお元気でした。
この黒味がかった材が採れるのは、白河でも今はここだけです。
都内の人気スポットなどの施工でも、しばしばご指名を頂きます。



こちらは、地元・小鶴城さんの修復用材ですが。
特注の大石が、着々と加工されておりました。
それでも工期は、今後十数年に及ぶとか。



軟らかい石質ならではの味わいと落ち着きが、この黒にはございます。
やはり産地に出向いてこそ、石の本当の魅力は理解できるものです。



お陰様で、現品限りの良材もまとまり、旅の仕上げに、工場内での茶飲み話。
社長さんや工員さんとの会話は、貴重な時間です。
皆さん柔和なお顔ですが、山元には看板も出さずに、敷居の高さはなかなか。



もの静かな中にも、やはり、120年の伝統の誇り有り。
誇りは有れど、企業機密は無いそうで、工場内も撮影させて頂きました。
清々しい響きを楽しみながら。



排水溝も撮りました。
石の加工には、潤滑と冷却のために大量の水を使いますが。
豊かな森の泉さんのお陰様で、安心して仕事に専念できるようです。



窓の外では、青葉の中に。
ミズキの白花さんが、あたりを照らしておりました。
さて、これから栃木方面へ。



あの丘越えて那須越えて。
宇都宮・益子の現地現物も確認しながら。
初心忘れず、ハンドル握りました(施工例・参考記事は→こちら)。
↓参加しております↓今日もポチ押し、感謝です!

人気ブログランキング
にほんブログ村 環境ブログ 里地里山へにほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿