ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

石切り山脈の春雨もまた良し

2019-03-01 07:23:17 | 石の仕事誌
 昨日は雨プロで、稲田みかげで知られる石切り山脈へ。



積み込みましたのは、ナツミカン二つ分くらいの大きさの割栗石。
現場では、土木用の資材として使用します。



しかしながら、やはり稲田みかげ。
それぞれに美しいものですから、こういう形状のものでも、住宅外構に採用することもあり(⇒関連記事



地元に良材が豊富なのは、本当に有難い。
全山稲田石ですので、感謝で活用させて頂きますが。



向こうに何か見えると思ったら、ネコヤナギさんですね。



岩盤の窪みにできたプチ湿地に、しっかりと根を張り。
雨ニモマケズ、石山の空気を和らげており。



心和んだところで、もう一丁。
こちらは、石山ではおなじみのヤシャブシさんでございます。



ハンノキさんの仲間なのですが、乾燥して栄養の無いところでも、元気に育って土を肥やします。
樹形はごく普通ながら、黒くて丸い実の房には信念宿ります。



植物というものは、いかなる環境でも育つ力強さがありますが。
それは、石も巌も讃えられるこの日本国ならではの有難い恵みなのかも、と。



石も岩も苔も歌い上げられる国柄を、ふと思いつつ。
春雨に霞むお山にも感動いたしましたが、撮り忘れました。
まずは安全に現場に戻り、適材適所で働かせて頂きます。
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