梅の老木さんも土こそいのち

　ある日の、水戸のお庭ですが。



白梅の老木さんの、客土作業です。
長年こちらにございますので、根元の土壌もだいぶお疲れでした。



お花はまずまずですが、枝先にも疲労感あり。
やはりバラ科植物ですので、いわゆるいや地現象の影響はあります。



ということで、今春は思い立ち。
くたびれた土を運び出して、新鮮な土に入れ替えます。



17年ほど前、お庭のリニューアルを行いましたが、その時は動かさず仕舞い。
それでも、周囲に新しい土が入り、その後も元気が持続しました。
しかしその後はやはり、徐々にまた、幹の力も衰え始めました。



掘ってみると、確かに。
あの時に土を動かさなかったところは、特に根の活力が弱いですが。
今回の処置で、きっと上向きになるものと確信しております。



都内のお庭などでも昔は、ほぼ十年を目安に、庭の模様替えをするのもしばしば。
また、寒肥なども毎年こまめに行う習わしでした。
結果、根の活性化につながった、昔の定期作業をふと思い出しつつ。



時代を経た、白梅さんの奮闘に応えるべく。
用意した赤と黒の客土をブレンドして、入念に埋め戻しました。



その際に、ブログ主愛用の天然ミネラルもミックスしました。



お陰様で、懸案が一段落。
埋め戻しの結果、笑顔のお花のウメ戻し、なんちゃって。
老木さんですので根鉢も大きく、5.5㎥ほど、土を入れ替えました。



昔の基本を、思い出した一日。
お月さま仰ぎ、香りの中で一息つきました。
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