毎年一度はあります似た現場

　業務の現場画像。



撮影は、三週間前ですが。
ご参考まで、レポート致します。



現場は、子育て世代の新築住宅。
お引越し間もなく、芝庭のご要望を頂き、無事に仕上がりました。
が、その前に幾つかのドラマあり、緑化工事の前に相当の手数を投入。



最善を尽くしても、目に見えないところの作業量多く。
結果、目の見えるところは軽めの仕上がりに。
無用の土砂が過分である場合、そこから発生する無駄費用には、やりきれなさを感じるもの。



単なる客土のみならず、それ以前の土砂搬出の手間も大。
経費節約のためにはと、他の現場との連動でのやりくりも行い、なんとか納めさせて頂きました。
特に本件の場合、安価な山砂を、そうとは知らされずに高値で購入して施工された由。



商魂も良いかもしれませんが、商売というものは、お客様に喜んで頂いてなんぼの世界のはず。
お施主さんショック大と拝察しますが、このような残念な状況には、毎年一度くらいは遭遇します。
それも御縁と奮闘を続けている次第ですが、ちなみに、画像の小石も件の地盤から掘り出したもの。



さらにまた、お施主さんご要望でなかったらしい、意味不明のモルタル舗装エリアも、一部切り取って改造するなど。
微調整もいろいろと、事前の無用工事と撤去と無害化策を講じました。
今後はこのような事態を避けるために、善良な消費者さんとともに歩む、建設業界の一層の健全化が求められます。



ま、それでも何とか。
お陰様で、このプレミアム品種の芝のグリーンは美しく。
周囲の野芝と、この環境でも壮健な樹木の苗を取り合わせて、お施主さんにも笑顔が戻りました。



ご近所さんにも、新しいご家族とお庭の成長を楽しみにされているような、有り難い空気もあり。
犯人探しもさることながら、予防のために何が必要か。
関係者の皆様と、しっかり対策したいものです。
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